【体験談】幼児が初めて歯医者さんに行くときに注意したこと、診療内容、治療費など【2歳児】
こんにちは。2児の母Emaです。本日は息子の歯医者さんデビューのお話をさせていただきます。
「子どもが歯医者さんを怖がらないようにしたい」
「いつから歯医者に行かせれば良いか知りたい」
「幼児の定期健診って何やるの?料金は?」
という疑問をお持ちの方に、自分の体験談を踏まえて、幼児が初めて歯医者さんに行くときの注意点、診療内容、治療費などをお伝えします。
なお、筆者は歯科治療について全くの素人ですので、ご承知おきください。
目次
- なぜ2歳で歯医者に通うことにしたのか?⇒定期健診による虫歯予防のため
- 子どもを初めて連れていく歯医者さんの選び方
- 小児歯科健診の内容:初めて歯医者さんに行ったときは何をするのか。
- 小児歯科での健診の料金は保険適用!約1400円でした
- 早期から歯科健診に行くメリット!歯並びの問題を見つけやすい
- まとめ 信頼できるかかりつけの歯医者さんを見つけよう
なぜ2歳で歯医者に通うことにしたのか?⇒定期健診による虫歯予防のため
長男は今のところ歯に目立った問題はありません。
ではなぜ歯医者さんに通うことにしたのかというと「虫歯予防」のためです。
ちなみに5歳の長女も2歳から歯医者さんに通っています。
私が子どもの頃は、
歯医者さん=虫歯になったら行くところ
というイメージがありました。
しかし、今では
歯医者さん=虫歯にさせないために行くところ
という、「予防歯科」の考えが普及しています。
そのため、私たちが通っている歯医者さんでは、
幼児を含めて3ヶ月に1度歯医者さんの定期検診を受けることを推奨しています。
ちなみに予防歯科では、
・虫歯や歯の生え方に問題はないかをチェックする
・ブラッシングやクリーニングで歯や歯周ポケットをお掃除する
・歯磨き方法を指導する
などして、口内環境を整え虫歯や歯周病などの病気を予防することを目的としています。
子どもを初めて連れていく歯医者さんの選び方
初めて行った歯医者さんで嫌な思いをしてしまったらその後のトラウマになってしまうことも少なくありません。
そのため、歯医者さん選びは慎重に行いました。
最初に大事にしたのは
「サイトに小児歯科の治療方針があること」です。
子どもを押さえつけたり、恐怖心を与えたりするようなところは、通いたいと思えません。一方的な治療ではなく、一緒に相談しながら治療を進めてくれるところが良いなと思い、小児歯科のページが充実しているところをピックアップしました。
幸い、近所に子どもが通いやすそうな歯医者さんが3件ありました。
次にチェックしたのが
「子どものテンションが上がるかどうか」
です。
・キッズスペースが充実している
・スタッフが比較的若い
・診療台のモニターでアニメが見れる
という、歯科治療とはほぼ関係ない
「子どものテンションが上がるかどうか」に重点を置いて歯医者さんを選びました。
・・・大好きなおもちゃを見つけるや否や、土足でキッズスペースに乗り込んだのは言うまでもありません。
とにかく、初回は歯医者さんに慣れてもらうことが目的なので、子ども目線でクリニックを選んだのは正解だったかなと思います。
小児歯科健診の内容:初めて歯医者さんに行ったときは何をするのか。
続いて、初めての歯科健診ではどんなことをしたのかお伝えします。
1.受付 問診票記入・提出
受付に行き問診票を記入します。その際、
「初めての歯医者さんなので子どものペースにあわせてもらえるとありがたいです」
と一言添えました。
2.歯医者さんの雰囲気に慣れる
いざ、診療室へ。お世話になっているところは個室で、子どもが多少泣いても、人の目があまり気にならないところです。
中央に診療台、正面にモニターがあります。
だいぶ緊張した面持ちで診療チェアに座らされ、回りをきょろきょろ。
衛生士さんは、いきなり診療を始めるのではなく、「この鏡みてごらん?」とデンタルミラーを渡したり、口内カメラで撮った写真をモニターに映し出したりして、ウォーミングアップ的な時間を過ごしました。
最初は緊張していた子どももかなりリラックスできました。
診療室に来てから約5分くらい信頼関係を作る時間に費やしてもらいました。
3.口内をチェック
やっと、診療らしい診療がスタート。お口をあーんとして、歯の状態をチェックします。
しかし、なんとなく不安に思ったのか、口を開けようとしない。
そして、泣きそう・・・。
このまま無理に進めてもダメと思い、私も一緒に診療チェアに乗り、子どもを抱えるようにして寝ました。再び子どもの笑顔が戻り、お口をあーんできました。
歯の本数や歯の状態をチェック。
「今のところ大きな問題はなさそうです」とのことでほっと一安心。
「でも、けっこう汚れが溜まっていますね~」
歯磨きは超適当に済ましていたので、しょうがない…。
4.ブラッシング
いよいよ難関(?)のブラッシングです。難関といってもただの歯磨きなのですが・・・。
歯磨きはかなり苦手なのでどうなるかな~と思っていたのですが、
「お母さん、多少嫌がっても、歯磨きだけはしっかりやってあげてくださいね」
とのことで、衛生士さんは口角から奥歯の方向に指を入れ、手際よく歯ブラシで歯を磨いていました。歯ブラシの向き、角度、磨き方、などなど、説明してもらえたのでかなりありがたかったです。
ギャン泣きまではいかないまでも、多少は嫌がっていました・・・・。
しかし、そのあとMIペースト(ストロベリー味)を塗ってもらい、
歯磨きしたことはすっかり忘れている様子でした(笑)
5.歯科医師によるチェック
ブラッシングできれいになった歯を歯科医師にチェックしてもらいます。歯並びの異常や虫歯がないか、次の健診の目安などを相談しました。
ちなみに健診のあいだで歯科医師が登場したのはこの場面のみです。
6.フッ素塗布
最後に、衛生士さんにフッ素を塗ってもらい、診療は完了です。
フッ素についてはこちらをご覧ください。
※フッ素を塗った後は約30分間飲食禁止です。
診療時間は計30分。初診でなければもう少し早かったかもしれません。
小児歯科での健診の料金は保険適用!約1400円でした
「特に歯に問題がないのなら、保険が利かないのでは?」と思いますが、上記の診療は健康保険適用の範囲内です。医院によって違いがあるかもしれないので、予約の際に確認したほうが無難です。
ちなみに、大人の歯科健診も保険の範囲内です。当日私も一緒に健診を受けたのですが、約3000円の費用が掛かりました。
早期から歯科健診に行くメリット!歯並びの問題を見つけやすい
子どもの歯並びに問題がある場合、歯列矯正をすることがありますが、歯列矯正は子どもの歯の生え変わりのタイミングで行うのが良いそうです。
※顎の成長が終わってから歯を動かすのはなかなか難しい。。
ちなみに長女は歯がまっすぐに隙間なく生えているので
「うちの子は歯並びに問題なくて良かった~~」
と思っていたら、
全くそんなことなかったんです!!!
※本当は歯と歯の間に隙間がないといけません。
先生曰く、今の子どもたちは4割近くが歯並びに問題があるようです
詳しくはまた書きますが、6歳頃になったら歯列矯正を進める予定です。
(自費で約30万円。すでに積み立て開始してます)
幼稚園や保育園での歯科健診では、よほど問題がない限り歯並びの問題は指摘されないことが多いです。信頼できるかかりつけの歯科医でチェックしてもらう方が良いと思います。
私は、本当に歯列矯正が必要かどうかわからなかったので、2件の歯医者さんで見てもらいました。
歯並びが悪いと、姿勢の悪化や消化器官への負担、スポーツや勉強にも影響が出ることがあります。大人になってからの治療は小児矯正の2倍以上お金がかかるので、早めにした方が良いとのこと。
早めに気づけたのも、早くから歯医者さんに通っていたおかげです。
まとめ 信頼できるかかりつけの歯医者さんを見つけよう
虫歯になってから歯医者さんに通うと、多少痛みをともないますし、歯医者さんが怖いところというイメージが定着していしまいます。
そうなる前に、日ごろから健診をして、虫歯を予防することが大事です。もし虫歯になっても早期発見&早期治療できるので、負担や治療期間も少なく済むからです。
乳歯はいつか生え変わるので、虫歯になってもあまり気にならない、という方もいますが、虫歯菌が口内にウヨウヨいる状態では、生え変わったばかりの軟らかい歯が感染するのも時間の問題です。
できるだけ早く、歯医者さんに行きましょう。
おしまい
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