【やってみた】英語絵本を読むリードアラウド&『Dr.Seuss's ABC』レビュー
こんにちは。二児の母Emaです。絵本の読み聞かせを育児に取り入れており、ブログでも絵本のご紹介をしております。
(現在、絵本紹介はアメブロで展開しています)
今回は、最近始めた英語での読み聞かせについて。経緯については、こちらに少し触れてありますのでよろしければご覧ください。
要は、私自身英語を勉強し直したいな、と思っていたところ、絵本を活用した英語多読法に出会い、これなら子どもも巻き込めばいいじゃない!ということです。
幼児なので今のところ巻き込まれてくれています。子供に感謝。
リードアラウドとは何か。朗読や読み聞かせとの違い。
リードアラウドとは、英語絵本専門店オーナー&英語児童書ディレクターという肩書を持つ大島英美さんという方が提唱している方法です。
リードアラウド研究会公式サイトには、リードアラウドの定義として次のようにあります。
【リードアラウドの定義】
英語絵本を、子ども(参加者)自身が声に出して豊かな表現で読むこと・指導法
(1)英語絵本
芸術性、難易度、参加者の精神年齢・興味をもとに選書
(2)子ども(参加者)も読む
「読み聞かせ」ではない
(3)声に出して
リスニング、語彙力、発音の習得
(4)豊かな表現
読解力とコミュニケーション能力を磨く。自然な反復練習
(5)読む
暗記ではなく、文字を読む力をつけるリテラシー教育
〇リードアラウドと読み聞かせとの違い
読み聞かせというと、大人が子供に絵本を読んであげる、というものですよね。
リードアラウドは、大人も読みますが、子どもも一緒に読む、という点で読み聞かせとは大きな違いがあります。
子どもが読む、といっても英語を話せる子どもばかりではありませんので、実際には大人の真似をしながら、それらしい感じを出して読むというもの。
特に低年齢の子らに対しては正確さを求めず、楽しむことを重点的にしています。
個人的な解釈としては、
と思っています。
英語がTheお勉強のように苦しくならないために、こうした付き合い方を遊びを通して知ってもらえればよいなと思います。
初めてのリードアラウドに使用した絵本。韻を踏むのが気持ちいい『Dr.Seuss's ABC』
ドクタースースのABCという作品。こちらは、先ほど紹介した、リードアラウド研究会でも推薦されている図書。
物語絵本ではなく、言葉遊びの本ですね。
BIG A little a
What begins with A?
と、冒頭にかかれ、その次のページに、Aから始まるさまざまなものがユニークなイラストとともに紹介されています。
Aunt Annie's alligator......A..a..A
みたいな感じで、A~Zまで続きます。
声に出してみると、韻が気持ちよく、スラスラと読みやすいんですよね。
最初は、意味を説明したり、とぎれとぎれでした。
でも、文章のリズムが楽しくて、流れるように、流ちょうに読めるので、幼児でも真似すると、なんかそれっぽく聞こえるんですよ。
友近がやっている、英語風の話し方みたいな感じ(笑)
読みやすく、流れのある文章のおかげで、英語風の話し方のコツみたいなのが割とあっさり身につけられるんです。これって、結構重要な気がします。
文章に意味はあまりなく、ヘンテコなものが多いのですが、それゆえに挿絵も印象に残るんですよね。
絵と単語を引っ付けて記憶しやすいので、英語学習者としてはかなり良い教材だと思います。
初めてのリードアラウドの感想
英語絵本はちょっとハードルが高い気がして、慎重派のうちの子どもには抵抗があるかな~と思いましたが、思いのほか興味を示してくれてホッとしています。
ちょっと勇み足ですが、英語絵本ように絵本手帖を作りました。まだ3冊しか記録はないのですが・・・。こちらのノートもたくさんの絵本で埋まりますように。
これ以外に用意した英語絵本はこちらです。
- 作者: P.C. Asbjornsen,J. E. Moe,Marcia Brown
- 出版社/メーカー: HMH Books for Young Readers
- 発売日: 1991/02/21
- メディア: ペーパーバック
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