【絵本】『ゆうれいとすいか(せなけいこ)』真夏に読みたい作品【読み聞かせノート】
こんにちは。今日ご紹介するのは
全く怖くないお化けの絵本
「ゆうれいとすいか」
です。
作者はせなけいこ氏。かわいらしいちぎり絵とユーモアいっぱいのお話が人気です。
文章は、せな先生の娘のくろだかおるさんが手がけました。
「ゆうれいとすいか」のあらすじ
内容
すいかをつまみ食いした幽霊がおりなす、楽しくて涼しくなる絵本です。http://www2.hikarinokuni.co.jp/hikaridb/ISBN/ISBN978-4-564-00656-2.html
ぜんぜん怖くないゆうれいと、やたらゆうれいに高圧的な男が主人公。
幽霊がところてんの容器に入って分裂したり、おばけくみあい(?)のスイカが出てきたり、ページをめくるたびに斬新な展開が繰り広げられます。
「ゆうれいとすいか」の感想
子どもがこの作品と出会ったのは、2歳過ぎ。場所は銀行のロビーでした。
絵本コーナーにたまたまあったのを読んでみると興味津々。待合室で数回読みました。その後も「ゆうれいのはなしまた聞きたい」というので、買おうかどうか迷っていたところ、ほどなくして譲ってくれる方が現れました。奇跡!
「ゆうれいがところてんの容器に入って分裂するシーン」が大のお気に入り。
個人的には、ゆうれいが退治した蚊の数をカウントする場面が好きです。
せなけいこ作品を読むと
「えっ?!」
となる瞬間が多いです。大人の脳ではすぐに理解できない、驚きの展開の数々。
「なんでそうなった!?」と思わず突っ込みたくなるシーンが満載です。
そしてそれが癖になるんですよね。
「ゆうれいとすいか」も、せなワールド全開ですよ!
こちらの絵本もおすすめです