個人的感想!海外絵本の定期購読ワールドライブラリーパーソナルの作品レビュー
かねてからご紹介している、絵本の定期購読サービス
ワールドライブラリーパーソナル
についてです。
ワールドライブラリーパーソナルとは、
子どもの年齢に合った海外の絵本(翻訳済)が
毎月一回自宅に届く
というものです。
詳細は上のバナーからどうぞ
絵本の定期購読サービスはたくさんありますが、
ワールドライブラリーパーソナルの特徴は
・たった1,200円/月
・世界中の絵本が届く(翻訳済)
のが特徴。
日本では知られていない作品がほとんどですが、原作が高く評価されているものも多いです。わたしは疑り深い性格なので申し込み前に、原作名でレビューを調べて、出版国での評価を確認しました。なかには、出版国で絵本賞を得ているものも多いです。
ワールドライブラリーをきっかけに、普段自分が手に取らない絵本や、ほとんど縁がない外国の作品を読めるのは素敵だな、と思い数か月前から購読しています。
ということで、今日は、自宅にあるワールドライブラリーパーソナルの絵本(4~5歳向け)を4作品を読んだ感想をざっくり紹介します!
シュゼット ママへのおくりもの(ベルギー)
(画像は原作版です)
シュゼット ママへのおくりもの 「Suzette -Un cadeau pour Maman」
感想:
ええ話。
これはものすごくええ話です!
オルゴール調のBGMをかけながら、松たか子に読んでもらいたい。
イベントで読み聞かせをしたら、つい涙するお母さんも多いでしょう。
母の日のプレゼントを用意する子どもの姿とシュゼットに重なります。
そして、みつばちハッチをほうふつとさせる、虫たちのかわいらしさ。
絵の構図も水彩のタッチも素敵で、映画を見ているような気持ちにさせてくれます。
ブックモンスターかじり屋ニブルス(イギリス)
(画像は原作版です)
ブックモンスター かじり屋ニブルス「Nibbles, the Book Monster」
感想:
絵本作家が悔しがりそうな
この仕掛け、ストーリーを思いついた作者はすごいな~!と感激しました。
仕掛け絵本なのですが、仕掛けがあるから面白いわけではありません。
まずストーリーが面白くて、で、そこにどんな仕掛けを持ってくるのが良いか…。
作者もきっとワクワクしながら制作したことでしょう。
詳細はこちらを・・・
いまのところ子どもが一番気に入っている作品です↓
ワニと7わのアヒルのこ(ブラジル)
(画像は原作版です)
ワニと7わのアヒルのこ 「Seven Ducklings in the Pond」
感想:
緩急がすごい作品。
見出しを付けるとしたらこうですね。
・序盤 ⇒ 恐怖!ワニがアヒルを丸飲みしまくり
・中盤 ⇒ どうした?ワニがまさかの女装
・結末 ⇒ 思わずホッ!アヒルたちの生還
要点だけでいうとこんな感じです。ってなんのことやらですね。
ハラハラドキドキしたり笑えたり、子どもも聞き入る作品です。
詳しくはあらすじを・・・。
あ、ちなみにブラジルの絵本を初めて読みました。
ABCのゆめみてる(イギリス)
ABCのゆめみてる「When I dream of ABC」
感想:ページがツルツルしてる!
絵本は紙なんだけど、普通の素材と違って光沢がありツルツルしてます。たとえるとファミレスのメニューをちょっと薄くした感じ。え、ナニコレ?というのが一番の感想。イギリスってこういう本が多いのかな?
で、内容は、アルファベットをテーマにしたもの。
AはAngelのA
BはBearのB というように、AからZまでページが進んでいきます。
・igloo(イグルー:雪と氷でできたおうち)
・leprechaun(レプラコーン:アイルランドの妖精)
のように、初めて知った単語も出てきます。
この手の作品は、個人的にはABCの本 (安野光雅の絵本)のほうが好きですが、5歳児には渋すぎ(笑)「ABCのゆめみてる」のかわいらしいタッチは、子どもたちもお気に入りです。
目指せ!絵本で世界一周の旅
というわけで、ワールドライブラリーの絵本定期購読で届く4~5歳向けの絵本作品を紹介しました。
いままでは、日本の絵本、あるいは海外の腸名作といわれる絵本(はらぺこあおむし、がらがらどんなど)を中心に読んできましたが、ワールドライブラリーのおかげで、絶対手に取らないであろう海外の作品を読むようになりました。
いろいろな発見や刺激があり、私自身も次はどんな作品が届くのか、楽しみです。
個人的なコンセプトとしては、絵本で世界一周できたらいいなと感じています。現実的には無理だけど絵本なら出来そう。
なんか、そういうスタンプラリーみたいなやつ、誰か作ってください!笑
ということで、興味がある方がいたらぜひ!!