歯垢とは、排水溝のぬめりの様なもの!ケア不足が悪臭や病気の原因に
こんにちは、Emaです。私は歯医者さんに通うのが好きで、定期的に歯石除去や予防ケアに通っています。
歯や口腔について調べるのが好きで、このブログでも様々な記事を書いてきました。
さて、今日は、歯垢(プラーク)=排水溝のぬめりに似ている・・・というお話です。
排水溝のぬめり=細菌や微生物の排泄物が原因
排水溝のぬめり・・・・
もう言葉から不快感が漂っていますよね。
特にこの時期は、いかにぬめりが少なくなるかを気にしながら、
こまめな排水溝のお掃除をしています。
それでも、定期的に、パイプユニッシュなどを使用して
徹底的にお掃除をする必要がありますよね。
排水溝のぬめりの原因は何かご存知ですか?
食べかすなどの汚れや髪の毛などをエサに、細菌や微生物が繁殖し、
細菌や微生物の排泄物が、ぬめりの原因と言われています。
当然強烈な匂いも発生します・・・。
・・・さて、今日は排水溝のお話をしたいのではなくて、歯のお話なのですよ。
ちょっと話を戻しましょう。
そもそも歯垢とは何者か、歯垢=食べカスじゃないって知ってた?
一度は聞いたことがありますよね。
歯垢とは、いわば排水溝のぬめりと同じようなものです。
(厳密には、歯垢が作り出すバイオフィルムという膜がぬめりと同様なのですが、ややこしいので歯垢=ぬめり・・・ということにしています)
では歯垢とはいったい何なのでしょう?
歯垢=食べカスじゃないの?って思っている方も多くいますが、
実はそうではありません。
歯垢(プラーク)は、食べカスと思っている人もいますが、まったくの別もの。細菌と代謝物のかたまりです。
歯の表面に付着している、白色または黄白色のネバネバした物質です。1mgには1億個以上の細菌が存在しています。
http://clinica.lion.co.jp/oralcare/plague.htm
歯垢=細菌とその排泄物のかたまり
細菌とその排泄物が原因で起こるのです。
排水溝のぬめりも溜まってくると強烈なニオイがしますよね。
実は・・・歯垢がたまっている口内にも同じことが言えるのですよ。
もし、いま周りにだれもいないのであれば、ティッシュなどで歯の表面をぬぐってみてください・・・。
あなたの歯が排水溝化してきていませんか?
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歯垢を溜めないようにするには?対策は
歯垢を溜めにくくするためにも、こまめな歯みがきが必要です。歯ブラシだけではなく歯間ブラシやフロスの使用がおススメです。
また、細菌は糖分をエサに活性化しますので、普段から甘いものを食べているという人は控えめに。
食後すぐに歯みがきができない場合でも、口をゆすぐなどするだけで多少はましになります。
特に歯垢が貯まりやすい場所は
・歯と歯の隙間
・奥歯のかみ合わせ部分
・歯と歯が重なった部分 など。
ちょっと磨きにくい部分は要注意です。
歯垢は2日たてば歯石になり、歯みがきでは落としきれない状態へ
さて、歯に付着した歯垢を放置するとどんなことが起きるでしょうか。
歯垢は約2日間放置すると、石灰化し歯石と呼ばれるものになります。その名の通り、石のように固く、歯みがきなどでは落とすことができません。
歯医者さんでよく、歯のお掃除をしますね・・・と言われて終わった後に口をゆすいだらジャリッとしたものが口から出てきたことがありませんか?
あれは、歯にこびりついていた歯石の破片です。
歯石の恐ろしいところは、日本人が歯を失う原因の第一位である歯周病を引き起こす点にあります。
しかも・・・特に痛みや自覚症状なく進行してしまう、沈黙の病気
歯石はどんどん拡大し、歯の見た目を損ない、悪臭を放ちます・・・。
こうした状態を防ぐためにも、日ごろからケアしていくことが重要です。
しかし、いくら歯磨きを徹底しているつもりでも、歯並びが悪かったり、使用している歯ブラシとの相性がよくなかったり、さまざまな理由で歯垢や歯石がたまってしまいます。
そのため、少なくとも半年に一度は歯医者さんで定期検診とクリーニング(歯石除去)をおすすめします。
排水溝も、日々の掃除だけではなく定期的な漂白やパイプユニッシュ的なものを使用しますよね。そんな感じで、歯医者さんで歯の大掃除をしてもらいましょう!
まとめ
しばらく歯医者さんに行っていないという方は、特に痛みがなくても行ったほうが良いですよ!
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