Ema手帖 ~妊娠・出産・育児の体験談やおすすめ絵本のご紹介~

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美奈子7人目出産。嫌いだった彼女へのイメージが変わったとある日

ハダカの美奈子

美奈子、7人目となる女児を出産

先日、元プロレスラーとの夫との間の子どもを出産した美奈子。

本日の爆報フライデーで出産に密着した映像が放送されました。

7人目の出産という事でしたが、妊娠糖尿病を発症しており、インスリン注射を手放せない日々。子宮口がなかなか開かず最終的に予定日を2週間過ぎての出産でした。

帝王切開の可能性も視野に入れつつ、最終的には麻酔を使用し無痛分娩に切り替え。

壮絶な陣痛の末に、女の子を出産されました。

美奈子に対するイメージは最悪。

世間では、おそらくいいイメージはない彼女。実は私もその一人でした。

もともと、私は石田さんちの大家族SPが大好きで、子だくさんに対するあこがれは大いにあります。でも、美奈子はちょっと出たがり&かまってちゃんのような側面があり、タレントに転向してからの言動もあまり好ましいものではなかったです。

セミヌードとか入れ墨見せるとか・・・。

 

ある日、わたしは美奈子をめちゃくちゃ尊敬する

イメージは最悪だった美奈子。

ある日突然美奈子のイメージが変わりました。

 

 

それは自分が第一子を出産した瞬間でした。

 

 

自分の体の中から、赤ちゃんが出てこようとしている時。やはり、想像していたより何倍も苦しく辛いものでした。自分の体は張り裂けそうになり(実際裂け・・・以下略)、呼吸もできない。

 

おなかの中から股に向かって工事用ドリルがずんずん突き進んでくる。

力が入りすぎて血管が切れかける。

初産では陣痛は10時間ほど続きました。

 

出産とは自己犠牲だ。

わたしは自分の命がどんどん命が削られていくようでした。

「いますぐにでも帝王切開に切り替えてくれ・・・・」

心の中で叫びました。

(帝王切開は帝王切開で大変なことは承知していますが、それでも現状に耐えることができなかった)

そんな壮絶な陣痛のさなか、私はある女性のことが脳裏に浮かびました。

 

それが美奈子です。

 

それまで、さんざん見下し少し軽蔑さえしていた美奈子。

でも、彼女はこんな苦しい思いをして子どもを産んでいる。しかも何回も。

 

すごい、美奈子、すごいよ、すごすぎる!!

 

子どもを産む。

あの陣痛を乗り越えた人たちの存在は、今まさに陣痛と戦い心が折れかけている自分にとって尊敬に値するのです。

 

ま・・・まぶしい。美奈子がまぶしい・・・。

 

まぁ、美奈子に限らず、世のお母さん全員ですが。

モー娘。辻ちゃんも、木下優樹菜も、くわばたりえも。

そして、何より自分の母も。

 

うわ~~みんなスゴイ!!!って。

 

そして、その何分か後に、無事赤ちゃんが産まれてきてくれました。

これまでの疲れが一気に吹っ飛び、ふんわりとした温かい時間が流れました。

至福というのは、辛さを越えた先にあるのだなと感じました。

 

よく母親になると強くなるといいますが、そりゃそうだろうなと思います。

まぁ、でも強すぎるのも良くないかなと思い、気を付けるようにしていますが。

 

 

生活に苦労しながらも7人目を出産する・・・その点はいかがなものかと思う気持ちもわからなくもないです。

しかし自分の命を削りながら、次の世代にバトンを渡していく姿は、非常に美しいものに見えました。産まれてきたあかちゃんの可愛い顔を見てしまうとやっぱりウルっときました。感動をありがとうございました。