みんなのうた『へんなABC』がヤバい。2歳でABCが言える【英語教育(?)】
最初に申しておきますが、うちは勉強熱心ではない。ただ、うちの子に限らず子どもは好奇心が旺盛なので、学びたい知りたいという申し出があれば都度対応している。
さて、今日は子どもがアルファベットを覚えるには?という話。
私が子どものころは、みんはキラキラ星のメロディで覚えていた。小学三年生位に何となく全部言えたかな。特に、LMNの見分けがつくまでが少し時間がかかった。未だに違いが判らない人もたまにいて、ここが最大の難関で間違いない様だ。
ところで、自慢ではないが、
うちの子どもは
2歳0か月でアルファベットが言えた。
ひらがなよりも早かった。うちの子は天才なんで、と言いたいところだが・・・そうではない。
ただ動画を見ていただけだからである。
それがこちら。
へんなABC(みんなのうた)
とりあえず、見てください。
ヘンなABCは、日本の歌。作詞・作曲:桜井順。1986年6月から7月まで、NHKの歌番組「みんなのうた」で放送された。「へんなABC」と表記されることもある。作詞の桜井順は、現代版アルファベットの遊び歌という意味を込めてこの曲を作った。歌手の一城みゆ希は、Iの一部と、UからVの途中にかけて、声色を変えながら歌っている。アニメーションは、若井丈児が歌詞の内容を更に分かりやすいよう楽しく表現している。アニメーションでは、アルファベットの最後のZと、作中の男の子が寝てしまうZzz(いびき)ともかけている。この曲は、みんなのうたの中でも人気が高く、20年間に10回以上再放送された。
作詞作曲をされた桜井順氏は、「とんでったたバナナ」などの童謡や、エースコック「ブタブタ子ブタ」富士フイルム「お正月を写そう」などのCMソングを数多く手掛けている。一度聴いたら耳に残る印象的な歌詞と強烈なメロディが特徴。
キラキラ星よりアルファベットを覚えやすい歌。へんなABCの魅力
この歌は非常によくできている。
なぜならアルファベットの形の説明が”歌詞”になっているから。
たとえば、Aであれば
”さんかく あしでたA”
”ひょうたん半分B”
なるほど、ひょうたんを半分にした形がビー(B)なのかと覚えられる。
(チビッ子がひょうたんをどこまで知っているかは疑問だが。)
つまり
歌=アルファベットの形
なのである。
しかも歌もアニメーションもインパクトが超強い。
何度か聞いたら2歳児は覚えてしまう。
(というか耳に焼き付いて離れないからちょっと困る)
つまり2歳児でもアルファベットが覚えられるということになる。
キラキラ星は、「エービーシーディーイーエフジ~」と音は入ってくるけれど、
文字の形は認識できない。
個別で、エーはA、ビーはBと覚える必要がある。
その点、へんなABCは、全部丸投げでOK(笑)
しいてデメリットを言うと、アルファベットの発音はそんなに良くはない。
Cはシー(スィー)Vはブイ(ヴィ)って感じ。
でも、そんな細かいことはあたくし全く気にしないほうなので、これで十分と思っている。
ところで、文字の形を説明する歌詞にこだわりすぎたからなのか、ちょいちょいおかしな点がある。順にみていこう。
へんなABC 確かにいろいろヘンだ
タイトルだ。これはまだ何もおかしいところはない。
△に足が2本でA。なるほどわかりやすい。
ひょうたんが半分になったらB。
三日月とビタミンの関係性はわからないが、三日月=Cの形。その通りだ。
おなかがどんどん出ていくおじさん。横から見たらDだ。こどもにはこういう面白い表現も必要だ。
山という漢字を横にしたらEになる。山も象形文字だし。覚えやすい。
Fくらいからちょっと雲行きが怪しくなる。おばあさんに何があったのだ?入れ歯で外れる前からFになってるけど。
腹を切っても陽気に踊っているたぬき。Gを表すものがないために、こんなひどい目にあっている。
棒高跳びをする男性。かなりの記録を出していそうだ。
ひとすじの愛=I うまい表現の上に美しい。ちなみにここは感情が込められた歌い方になっている。
エサがあったらJの形に差支えがあったのだろうか。
黒の背景に、紫色に輝く指輪。これKじゃなくても良くない?ほかに何も思いつかなかったんだろうな。
難関ポイントである、LMN。ここはめちゃめちゃわかりやすい。
こんなシチュエーションはないが、Mとわかりやすい。
エムとエヌ、どっちがどっちかわからなくなったら、これを想い出せば完璧だ。
よくみたら、のびたくん?
Pは駐車場。
ん?みみず?
まさかのねずみでアール。
ダンスするSの字型の女の子
本当になったら大事件だ。
都会からふるさとへ。地下を掘り進めるおじさん。ここも気持ちを込めた歌い方だ。
Uの字の下が引っ張られてV
ここからまさかのUの再利用が続く。
もともとUだったVが二つそろってWに
もともとUだったVがXに
再利用はオワリ。前のパターンに戻る。
Yの字が、なんやかんや、たたまれてZに
Zzzzz・・・・
【まとめ】
子どもは気に入った歌は何度も聞きたがる。この曲は1日3回×1週間くらい聞いたかな。それで大体覚えた。こちらの言った文字をアルファベット表を指さす事は2歳過ぎにできた。できたからといって、英語を話せるわけではないです残念ながら。
でも、苦労なく必要なことを覚えられたらそれが一番だと思うので。とりあえず今日のまとめは”へんなABCを聞けばアルファベットは簡単に覚えられる!”
ぜひぜひお試しあれ!
以上。
こちらの記事もどうぞ