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「あなたの文章は上手?下手?」「普通です」←これ

昨日ご紹介したこちらの書籍。
おおむね、テクニックが書かれているのですが、文章を書く際の心構えや哲学もあり、共感できる部分や気づかされる点が多々ありました。ひとつ、なるほどなーと思ったことをご紹介。

普通の文章など存在しない

第2章 わかりやすく書く技術を磨こう
01 上手な文章を目指そう
冒頭部分より、要約
いろいろな人に「自分が書いた文章をどう思うか。上手だと思うか。下手だと思うか」ときくと、予想外に多かったのが「普通だと思う」という回答。「下手」と回答したのが1/3。「上手」はほぼいない。かなり多くの人が自分の書いた文章を「普通」だと思っている。しかし、それが不思議でならない。なぜなら「普通の文章」など存在しない。
まず、文章の上手下手を決めるのは読み手だ。文章が普通だと思う人たちは読み手に「文章が普通だ」といわれたのか。もし、自分一人で「普通だ」と認識しているなら、文章の上手下手を判断するのは読み手だということを認識せねばならない。
そして上手な文章とは何か。それは、
①読み手にとってわかりやすくて
②正確な 文章
を指す。反対に下手な文章は、①読み手にとってのわかりやすさ②正確さ どちらも満たしていないものが下手といえるだろう。
 
では、普通の文章とはなにか。
わかりやすくもわかりにくくもない文章?
正確でもなく不正確でもない文章?
そんなものは存在しないのだ。私たちは常に「わかりやすく正確な文章」=上手な文章を書かなければならない。
敢えて言うなら上手な文章こそが「普通の文章」だと考え方を改める必要がある。
 

 

ちなみに、本書では、どうしたらわかりやすく正確な文章が書けるかが記されています。重要なことの一つは、読み手をきちんと想定することにあると書かれています。詳細は、書籍にて。
 

読み手を想定するということ。できているつもりでもできていない

先生、まいりました。影響を受けやすいShioemaは、おぉぉ~と感銘。目から鱗。私も、自分の文章を普通だと思っていたクチ。なにをもって普通だと思ったのかはわからないが、下手ともうまいとも言われないから勝手に”普通”だと決めつけていたのだろう。自己判断にしか過ぎなかったのだ。
社会人時代に作成していた資料は、すべて自分で作成していたわけではなく、いろんな部署などから寄せ集めて切り貼りし、自分の意見を述べつつ体裁を整えるというのがメインだった。2か月前から始めたブログでは、1から自分で書くものもある。例えば、体験記がそれにあたる。自分の体験は書きやすい。しかし、自分の体験を書くと独りよがりの文章に陥りやすくなる。自分の頭の中に、情景がありありと浮かび、熱も入るけれど、”客観視”に欠く。みんなが理解してくれるものと思って、説明をすっ飛ばしていることも結構多い。読み手が途中で不安になったり、煩わしさを感じてはならないのだ。
 
ごくごく当たり前に、上手な文章を目指さなければならない。
気づくのが遅かったような気もするけれど、今気づけたのならそれでよし。
 
まだまだ新人だけれど、ステップアップのための重要なポイントを得られた。
文章をより上達させたいという方はどうぞ

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時速1000字で書く技術

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