妊娠後期の長距離移動。親友の結婚式に出席した話
妊娠9か月の頃に、大親友の結婚式に出席しました。関東から東北までの大移動となり、移動時間は片道4時間半・・。特急&新幹線&タクシーを駆使して行ってまいりました。ちなみに日帰りでした。おなかがはちきれそうな状態で、果たして行っていいものだろうかと悩みましたが、その友人には特別な想いがあり、いろいろ考えた末に出席させてもらいました。
ただし、責任を持てないので決しておすすめはしません。
この記事は結婚式以外にも、やむを得ない事情で長距離移動を強いられる方もいるでしょうから、何かご参考になればと想います。あくまでも自己責任でお願いします・・・。
妊娠9か月(32~35週)はこんな時です。
あかちゃんのようす
身長:約45cm
体重:約1800~2400g
・手足でおなかをポコポコと活発に動く
・丸みを帯びて一層赤ちゃんらしい体形に
・肺などが発達し全臓器がほぼ完成。体外での生活が可能になる
お母さんの状態
・子宮が胃、横隔膜、心臓を圧迫するため、動機や息切れ、消化不良が起きやすい
・足の付け根や恥骨が痛みやすい
・トイレの回数が増える (10分前に行ったのにまた行きたくなる、が良くある)
・おりものの量が増える
→このころはちょっとした動作、例えば落ちたものを拾うとか、10分ほどの立ち仕事でもかなり大変だった。
妊娠中の結婚式に出席するか悩んで確認したことなど
友人は私の妊娠を知りませんでした。結婚式のお知らせを受けたとき、すでに妊娠3か月。そして結婚式の日を計算すると、妊娠9か月(妊娠34週ごろ)だとわかりました。どうしても行きたい!けど、赤ちゃんに何かあったらどうしよう・・・とかなり悩み、返事に困ってしまいました。
そこで私がとった行動は次の通りです。
・事情を友人に説明し、最悪いつまでに可否の連絡をすればよいか確認
・おなかが大きい状態での出席を快く思わない(非常識だ!と思う人や、心配だから来ないでほしい人)がいないか確認する
・会場までのルートを調べる
・ひたすら知恵袋や発言小町で同様の相談がないか調べる
当時読んだ記事かは思い出せませんが、これとか参考になるかも
妊娠9カ月での披露宴出席 : 家族・友人・人間関係 : 発言小町 : 大手小町 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
出産予定日1カ月前に友人の結婚式…出席?|結婚・結婚式の相談広場
・自宅~最寄駅までの送迎を旦那に依頼
→多少不安はあったものの出席で返事しました。
その後の妊婦健診でも特に異常がないため予定通り出席。
友人は、最悪前日キャンセルでもOKだし、それでも来てもらいたい、と言ってくれたので、その言葉に甘える形でお返事しました。
もし、キャンセルになった場合も、出席時と同様のお祝い+αをさせてもらうつもりでした。
妊娠中の結婚式出席に準備したドレス、持ち物
マタニティドレスの用意
今まで使用していたドレスは当然入らず、新しく購入することに。色々と見させてもらい、楽天市場で購入。で、難しいのがサイズ選びですよね。私は普段Mサイズを着ています。マタニティの服は大きめに作られている、とはいえ、妊娠9か月にもなるとMでは入らないのでは・・・。と思いLサイズを購入しました。あまりに早く買いすぎると、体形が変わってしまい最悪当日はいらないということが起こり得ます。なので、わたしは1か月前くらいに購入。
当時購入したものとおなじのはありませんが、こんな感じの↓
ドレープワンピース ミディアム ひざ丈 マタニティワンピースにも フォーマル カジュアル 【メール便無料】【コンビニ受取対応商品】5002008
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到着してさっそく来てみたら・・・ブカブカすぎ!
マツコ・デラックスっぽい(泣)
やっぱり、妊娠前のサイズそのままでよかったんじゃん。結局、 サイズが大きすぎて交換を依頼しました。1回分の送料がかかってしまい500円のロス。ショックでした。通販は安くて良い品が多いのでおススメですが、試 着できないのが残念ですよね。事前に電話でお問合せをするのが良いかもしれません。
妊娠中の結婚式出席時の持ち物
その他の持ち物は、普段の結婚式に行くときのモノに加え、
・マタニティマーク(カバンに着ける)
・母子手帳&健康保険証
・印鑑(よくわからないけど何かあったときのため)
・ペットボトルのお茶(普段は水筒だが、ペットボトルだと捨てられるので)
・スマホ充電器
を持っていきました。印鑑は使わなかったけど、念のため。どんなシチュエーションで必要になるかは見えていない・・・。
注意したのはなるべく軽く、コンパクトに!大きいと1人で新幹線の荷台に荷物を載せることもたぶん無理なので、最小限にしました。
結婚式当日の移動の様子はこんな感じ
6時台の新幹線に普段着で乗車
服装は普段来ているマタニティ服&スリッポン
引き出物のことを考え、カバンは大きめのトート一つにまとめました。
10時30分 会場に到着して着替え&自己流で即席ヘアセット
お手洗いで着替えました。靴をスリッポン→パンプスにチェンジ。
ショートヘアなのでセットも特になく、飾りをいくつかつける&スプレーで固めるくらい。
本当はバシッと着飾りたいところですが、やむをえません。
補足
会場はホテルだったため、普段着でうろついてもおかしくはなかった。
結婚式&披露宴出席
妊娠中ということなので、わたしの席だけやたらクッションが厚かったです。あとは、友人の晴れ姿に感激しつつ、食事を楽しみつつ。お酒が飲めたらいいなぁ~と思いつつ。余談だが、妊娠すると本当にお酒飲みたいを思わなくなるよね、お母さんってすごいなぁ。甘いものとか、脂っこいものとかは相変わらず食べたいけど。というわけで、食後のデザート盛り合わせに至るまで完食。二次会も出席したかったけれど、残念ながらおいとましました。
へとへとになりながら新幹線に乗り、20時に自宅へ
なんやかんや、疲れました。でも、かなり余裕をもって行動していたので、待ち時間が多くあり、おなかが張ることも、息が上がるということもありませんでした。足は浮腫んだけどね。幸せのおすそ分けをしてもらい、余韻に浸りながら乗る新幹線。長旅だけどとても心地よい気持ちでした。
(2016.11.10 追記)
出産後はもちろん親友に報告♪相手も気かけてくれていたので・・・。
元気な赤ちゃんが産まれてくれてよかった、と喜んでくれました。
まとめ
妊娠中の結婚式の出席で迷っている場合、まず相談すべきは新郎新婦です。何かあった場合、自分たちだけではなく、新郎新婦に迷惑がかかってしまいます。また、あなたの体が心配だから来ないで、という気遣いもあるでしょう。
次に、医師に相談しましょう。妊婦検診時に何か異常がないか確認しておいてください。
妊娠後期の長距離移動にはリスクがあります。家族と離れたところで、万が一のことがあってもすぐに駆け付けることができません。場所によっては、階段を上ったり何回も乗り換えが必要なところもあるかもしれません。移動する場合はなるべく一人で行かずに、付き添いがあるのが望ましいでしょう。
でも、わたしのように一人で行かねばならない場合もあると思います。その際には移動ルートの確認を行い負担の少ない方法で。荷物は母子手帳を消して忘れずに、その他のものは最小限にしましょう。
ただ、万が一のことがあってはなりません。どちらでも良いかな、という場合は控えたほうが良いと思います。
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