Ema手帖 ~妊娠・出産・育児の体験談やおすすめ絵本のご紹介~

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【出産体験談】胎盤はグロテスクだけど美しい。

 

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妊娠中、母子ともに大事な役割を果たしてくれる胎盤胎盤のおかげで、お母さんも赤ちゃんも元気で過ごすことができるのです。胎盤は大事な赤ちゃんを守ってくれる存在。つわりが落ち着き、おなかの張りも安定し、心身ともにリラックスした状態でいられるのです。出産したら体外に排出されます。
その時に、ぜひ胎盤にお礼を言いましょう。

胎盤の役割。赤ちゃんにもお母さんにも大切な臓器

胎盤は、妊娠4か月ごろに完成するといわれます。胎盤があることで赤ちゃんが育ちやすい環境が整うので文字通り”安定期”となるのです。胎盤は赤ちゃんが育つために必要な栄養素や酸素のやり取りをしているもの。へその緒、羊水とともに大事な役割を果たしています。大きく、次の5つの役割があります。
 

赤ちゃんへの役割

  • 栄養や酸素を送り、老廃物やガスを排出する
  • お母さんの免疫を赤ちゃんに授ける
  • 赤ちゃんの成長に必要なホルモンを分泌する
  • 細菌・ウィルスを防ぐ

お母さんへの役割

  • お産やおっぱいに必要なホルモンを分泌する

赤ちゃん誕生から後産までの体験談

赤ちゃんが生まれた後、子宮の収縮が起き、子宮から胎盤がはがれ出ることを”後産”といいます。大体、赤ちゃんが誕生してから2~30分後といわれています。
 
私の場合はこんな感じでした。
 
出産して感動に包まれた後、医師がおもむろにおなかに手を当ててぐぅーっとおす。そんなに痛いわけではないけど(陣痛の一〇〇倍マシです)ちょっと痛いかな、ってくらいかな。割とすぐに何か塊がデローンって出てきます。出てくる時の様子は、直接見てないけれどネコ一匹分くらい産んだかな?って感じ。軽くいきむ位でOKです。で、金属トレイに入れられてカチャカチャって奥のほうに持っていかれました。その間に縫合とか、処置をされて落ち着いたころに看護師さんが持ってきてくれたのが胎盤です。
 
「おぉぉーこれが胎盤ですか!」
 
産後でどっぷり疲れていたのですが、テンション上がりました。
 
見た目は、赤いレバーの座布団に半透明の白い膜がかかっている感じ。さらに白いチューブの様なへその緒がくっついています。裏と表で色が違います。
平均の大きさは、おおよそ直径20cm、厚さ2~3cm、重さ500~600gだそう。 
 
思っていたより、だいぶグロかったけれど、気持ち悪い感じは一切なく、むしろ神々しさがありました。ライトのせい・・・だけではないはず。たまに、胎盤を食べたいという人がいるようだけど、まぁわからなくもないですね。
まるで現役を引退して去っていくスポーツ選手の様に、胎盤も役目を終えて去っていきました。
 
胎盤様どうもありがとうございました」心の中でお礼を言いました。
 
写真にも納めてありますが、掲載しません。興味のある人は、胎盤で画像検索してください。
ところで、胎盤は英語でプラセンタ。私の胎盤も医療や美容目的に再利用されてるのかもしれません。そうだといいな。

胎盤を見せてもらうように伝えておこう

私が出産した病院は、何も言わずとも子宮から出てきた胎盤を見せてくれました。しかし、友人が出産した別のクリニックでは、そうしたことはなく、突然おなかを押されたけれど、胎盤がでてきたこともわからずお産が終わってしまったそうです。
これには友人もかなりショックを受けていました。
出産はそう何度もできることではありません。胎盤を生で見ることもなかなかないでしょう。もし、バースプランを提出するのであれば、胎盤を見せてほしいと一言添えておくと良いでしょう。
 

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