辞書・地図・図鑑で賢い子どもに育つのか?リビング学習や3種の神器を考える
目次
リビング学習に憧れています
数年前から子育てのトピックスである「リビング学習」。これは、子ども部屋で勉強するのではなく、親の目が届くリビングやダイニングで勉強するもののことです。
・子ども部屋に閉じこもって勉強するよりも捗りやすい
(ひとりきりだとマンガやゲームを始めてしまう)
・わからないことがあったら大人にすぐ聞ける
・親が子供の学習状況を把握しやすい
など、「賢い子どもはリビング学習をしている」というイメージが強くあります。
現在では小学生の2人に1人がリビング学習をしているというデータがあります。
私としても、小学校中学年くらいまではリビング学習が良いなぁと感じています。ぼちぼちその準備を始めようというところ。
さて、そんなリビング学習に関して、興味深い本があります。
教育本『頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある」
頭がいい子になるかどうか…それは家庭環境がカギ!
家族が一緒に過ごすリビングに「辞書」「地図」「図鑑」の知的アイテムを置き、ふだんから慣れ親しむことで、後々の学力に大きな差がつく!
どういう辞書・地図・図鑑を選べばいいのか、どうしたら効果的に使えるのか。「中学受験のプロ」として個別指導教室代表を務める著者が、学力向上につながる家庭環境のつくり方を具体的に余すところなく解説。
◎生活のメインスペースを知的好奇心の“発信地"に
◎図鑑は知識を増やす最強のビジュアルツール
◎「ザ・図鑑タイプ」は「見比べる」楽しさ満載
◎遊ぶうちに日本地図が大好きになるアイテム
◎地球儀ほど頭のよくなるツールはない!
◎漢字辞典は語彙力アップの切り札……etc.
置くだけで賢くなる厳選本やアイテム117点も紹介。
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とても商業くさい本のタイトルなのですが、アマゾンの評価が高いんですよ。
日常の中にいかに、学びのきっかけを与えていくか、辞書や図鑑をどう活用するか、ということがわかりやすくまとめられています。
賢い子どもの家にかならずある3種の神器
タイトルにもある通り、賢い子どもの家のリビングには、
・辞書
・地図
・図鑑
という3種の神器が置かれているそうです。
この本を目にしたとき、「なるほどな~うちも辞書・地図・図鑑を置こう!」と思いましたよ。ええ思いました。
で、早速、こちらを買ったのです。
※こちらはとても面白い図鑑でしたのでまたレビューします。
いや待てよ・・・?効果なくなくない?
で、少し考えてみて思ったんです。
「私が子どもの頃に3つとも居間にあったな」
「何で私は賢くなかったのか・・・・・・・・・・・?」
合掌。
未だに2桁の足し算は電卓ないとできません。
日本地図はところどころあやふや。
賢い子どもの家のリビングには必ず辞書・地図・図鑑があるけれど、
辞書・地図・図鑑を置いたからと言って必ず賢くなるわけではない
こういうの、何とかって言うんですよね。必要条件?十分条件?みたいな。
うーん。そんなことにも気付かないくらいの思考回路に育ちました。笑
辞書・地図・図鑑を置けばいいというものではない
よほど好奇心が旺盛で、勝手に辞書や図鑑を熟読してくれる子どもならまだしも、
親がある程度サポートをしなければ、子どもは辞書や図鑑の使い方がわからず、そこから知識を吸収するのが難しいという事です。
特に、わたしは子供の頃に居間にあった辞書・地図・図鑑から放たれる
「勉強しろ~~!」という謎のオーラに圧倒されてしまったタチです。
なんというか、図鑑とかって、変なプレッシャーを放ってきませんか?
彼女の部屋にあるゼクシィ、みたいな。
うちにあった図鑑の裏表紙に値段が書いてあって、「こんな高いもの買ったのに賢くならなかったらどうしよう」みたいなことを思ったりしていました。
娘もどちらかというと、そういう敏感なところを持ち合わせている性格なので、あんまりプレッシャーを与えないように、いまはまだおもちゃのような感じで扱ってもらいたいなと思います。
一応補足ですが、私の子ども時代を振り返ると、当時は子ども部屋で勉強が当たり前でしたし。3つが居間にあったのは賢い子供に育てようと意識していたわけではなく、たまたま3つの置き場が居間だったという感じです。今の自分があるのは家族のおかげであり、至らぬ点は自分の怠惰な生活にあります。
図鑑をどう活用すればいいのか?賢い子どもに育つには
こんなタイトルの本を見つけました。
子どもはいつも「なぜ?」と思っています。
これは、頭をよくするための大切な、大切な宝物。
こんな子どもの「フシギ」が、 図鑑を使うと、「知識」と「好奇心」に変わっていくのです。
図鑑を読めば読むほど、どんどん吸収する「やわらか頭」に。
「なぜ?」が「知識」に変わっていくのを繰り返すことで、 じっくり考える力を養ってくれるのです。
全然関係ないですけど、「頭がいい」「賢い」を謳う本のタイトルほどすごく頭が悪そうですよね(笑)私が言うのもなんですが。いかにも、読者(父親・母親)を見下したような感じがします。商売なので仕方がないですが。「図鑑活用の手引き」とかで良くない?なんか、本棚に置くの恥ずかしいんですけど・・・。
ただ、こちらもアマゾンレビューはとても高い!
図鑑というピンポイントに絞ったテーマだからこそ、深く掘り下げた内容が描かれているようです。
まとめ
辞書・地図・図鑑、どれもこれも活用方法次第!
ただ置いたからと言って賢くならないのでご注意を。
子どもが小さいうちは親子で、一緒に辞書・地図・図鑑を楽しもう♪
参考:辞書や地図の活用法について書かれた書籍
辞書・地図・図鑑の活用法が描かれた書籍リンクです。ご参考までに。
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- 作者: 小川大介
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