【絵本】12月におすすめのちいさな絵本『ハリーのクリスマス』
こんにちは!12月におすすめの、クリスマスをテーマにした絵本をご紹介します。
今日は手のひらサイズの可愛い絵本『ハリーのクリスマス』
ハリーがサンタさんにお願いしたものとは?『ハリーのクリスマス』
【出版社HPより引用】
クリスマスに赤ちゃんねこがほしいとお願いしたハリー。サンタさんは、赤ちゃんねこを 届けてくれるかな? 小さいものを慈しむ愛情がいっぱいつまったクリスマス絵本。
www.fukuinkan.co.jp/bookdetail.php?goods_id=22895
主人公の白い子猫ハリー。お母さん猫にクリスマスは何が欲しいの?
と聞かれ、「赤ちゃんねこがほしい」とお願いするところからお話が始まります。
ハリーは赤ちゃんねこが来るのが待ち遠しくてたまらない!
「あと何回寝たらクリスマス?」毎日お母さん猫にたずねます。
そして、待ちに待った赤ちゃんねこがやってきます。
ハリーはかいがいしくお世話をします。
表情はすっかり弟を持つお兄ちゃん。
その姿に、なんとも心があったかくなりました。
小さい子が、自分より小さい子をお世話する姿。
これほど微笑ましいものはありません。
地味だけど素敵な挿絵が魅力
【参考】↑こねこのハリーはシリーズの絵本です。
絵本は赤と黒の二色刷りで、派手さはありません。
でも、地味な挿絵がとても素敵です。
例えば、最後から3ページは、赤ちゃんねことハリーがほとんど同じ構図で3回描かれています。(ソファーに座るハリーと赤ちゃんねこ)
この3枚はほとんど同じ絵。
でもその微妙な絵の動きによってハリーと赤ちゃんねこの距離がぐっと近づいているような印象を受けるのです。
こういうのって言葉じゃないんですよね。
絵が語ると言いますか。
絵と読み手の想像力が合わさって物語が出来上がる。
絵本ならではの魅力です。
1月に娘が選んで持ってきたクリスマスの本
この本は娘が図書館で選んできたものでした。
クリスマスはとうに過ぎた1月の中頃。
サンタさんからのプレゼントがうれしかったらしく、チョイスしたようです。
あと、16×11cmという、手のひらサイズの絵本というのが珍しく、この小ささも気に入っていました。
ただ、借りてきたのが3歳前後でちょっと早いかなという印象でした。
ハリーは気に入っているものの、話の内容とかはあんまりぴんと来ていない様子。
公式には4歳~とありますので、今年はもう一度トライしてみようかなと思います。
プレゼントに赤ちゃんが欲しいという事について
こちらの絵本は
クリスマスプレゼントに「赤ちゃんねこがほしい」とお願いするところからお話が始まります。
しかもそのお願いを、ハリーとお母さん猫がサンタさんに直談判しに行きます。
「赤ちゃんねこって、お母さんが産むの??!!」
「サンタさんにどうやってお願いするの??(汗)」
やや大人としてはざわざわしてしまいますよね(笑)
しかし、不安や心配は要りません(笑)。
すんごくナチュラルに赤ちゃん猫がプレゼントとして来ます。
どうぞ、安心して読み聞かせてください。
読み聞かせノートメモより⬇︎
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ハリーのクリスマス [ メアリ・チャルマーズ ]
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