【絵本】おでんがおいしい冬にピッタリ?『へんなおでん』
寒い夜だから♪世代。Shioemaです。
この時期に食べたくなるもの、そう”おでん”。
今日はちょっと変わったおでんの本。
『へんなおでん』はらぺこめがね(2015)
こんにゃくはぐにんだいこんがほろろろちくわですぽぽん
メロディをつけたくなるほど軽快な文章。
リアルに描かれたおでん。
でも、なにかが変!?
へんなおでんはここがヘン!?
出てくるおでんは”チビ太のおでん”、つまり
△ こんにゃく
〇 だいこん
ロ ちくわ
| 棒
こういうやつです。
上から、
△ さんかく
〇 まる
ロ しかく
|
となっていますね。
この形にあわせて、次から次へと変なおでんの組み合わせが登場します。
たとえば
△ あつあげ
〇 たまご
ロ こぶまき
|
とか。ここまでは普通のおでんです。
で、ページをめくると、
△ ケーキ
〇 ドーナツ
ロ エクレア
|
△ さんかくじょうぎ
〇 ほういじしゃく
ロ えんぴつ
|
などなど。
たしかに”へんなおでん”です。
発想がユニーク。
そうきたか~って感じで、こちらの期待を裏切ってくれます。
当時3歳の娘は
「なにこれ―(笑)」と言いながら次から次へページをめくっていました。
「すぽぽーん」や「しゃきーん」といった擬音語が読んでいて楽しい一冊。
『へんなおでん』作者”はらぺこめがね”さんについて
原田しんやと轟ロックによる夫婦イラストユニット。食べることがだいすきで「食べ物と人」 をテーマに活動。挿絵や絵本制作、ワークショップの講師など絵を描くことをなりわいにし ています。
食べ物をモチーフにされた作品が多くあります。素材のみずみずしさや、味が絡んだお料理にでるツヤなど、本当に絵?と思わせるような細部までこだわった作品が多くあります。まじで、はらぺこになります。
最新作はこちら。なかなか楽しそうな絵本っぽい!
ご夫婦でユニットを組んで活動をしているアーティスト、とってもカッコいいですよね。お互いで高め合えるってすごいことだなと思います。わたしだったら・・・ケンカばかりになってしまうだろうな。。。。
余談:うちのおでん
うちはおでんをしても子どもがあんまり食べてくれません・・・。
せいぜい、たまごくらい。
なので、せめて絵本の中だけでも、おでんを楽しんでもらいたらなぁと思います。
確かに、子どもの頃はそんなにおでんが好きではなかったな。コンビニで売っていても、だれがあんなの買うの?!と思っていました。
でもでもでもね、25過ぎたあたりから来ましたね。
おでんBOOMです。
飲み会後に必ずと言っていいほど寄っていました。コンビニに。
一人暮らし時代にはめっちゃありがたい、あの商品。
一体どれほどの人の胃袋と心を満たしていることか。
あじがしみた大根、ぷるぷるしたこんにゃくの食感、だしでいい感じにふやけた練り物・・・。実家のおでんには無かったじゃがいも。ジャガイモのおでんのウマさに衝撃を受けました。
家だと入れない具がたくさんあるのも魅力。
大人になるとおでんの良さがわかるようになりましたね・・・。
・・・あ~明日はおでんにしようかな。
【Amazonはこちら】
【楽天はこちら】
へんなおでん[本/雑誌] / はらぺこめがね/著
【関連記事】
|