【角煮レシピ】梅酒の梅をリメイク!こってり柔らか豚の角煮。圧力鍋で簡単に臭みとり
庭にある梅で、毎年家族が梅酒&梅干しを作っています。
そこでいつも気になっていたのが、
梅酒に漬け込んだの梅の活用法
以前はよく梅酒の残りの梅でジャムを作っていたのですが、去年たくさん作ったものがまだ残っている状態。
また、梅の主張が強すぎるものは、梅の味が苦手な子供には食べにくいようです。
そのため、梅が完全に裏方に回るようなレシピで、
保存食ではなく、すぐに消費できる調理方法はないかと探していました。
そこでやってみたのが、肉の臭み取り。今回は、角煮の下茹でに梅酒の梅を活用しました。
レシピ!梅酒の梅活用!こってりやわらか豚の角煮
梅を使えばめっちゃ簡単に豚バラの下処理ができます!
梅酒の梅活用!豚の角煮の材料
梅酒さえあれば、特殊な材料は不要です!分量は適当です。すみません。
(大体4人分)
■下ゆで用
・豚バラ肉 500g程度
・梅酒の梅 4~5個→刻む
・水(バラ肉が浸る程度)
■煮込み用
・砂糖 大さじ2~3
・醤油 大さじ2~3
・梅酒 大さじ2
・水 カップ2~3
作り方
1.圧力なべに豚バラ肉を入れて表面を全体的に焼く
2.豚バラ肉が浸る程度の水を入れ、梅を投入
3.圧力なべで約15分程加圧する
↑加圧後です。梅がドッロドロに溶けています。が梅の匂いが一切ありません。臭みもバッチリ取れています。
4.肉を取り出し、食べやすい大きさにカット
↑梅酒の梅で煮込んだだけ。縮まずやわらかでジューシーな仕上がり。
カットはお好みで。
うちでは子供が食べやすく味のしみこみが早い、1cm位の厚さでスライスしています。
※普段は下茹で汁をスープとして使うこともありますが、梅がドロドロに溶けているので処分します。
ここで梅の役割終了。お疲れ様です。
5.4.の肉、水、砂糖を加えてひと煮立ちさせる。
→調味料は砂糖→醤油の順で入れること。肉に甘みが入りやすい。
6.醤油を入れて落とし蓋→15分ほど煮る
→塩分を入れた後に圧力をかけると肉が縮むためNG
7.梅酒を入れてひと煮立ちしたら完成
お好みで、煮汁を煮詰めてたれにしてもOKです。
完成!
こんな感じに仕上がります。最後に入れた梅酒効果で照り照りになります。
ごはんにも、お酒にもピッタリ!ぜひお試しあれ。
梅酒&梅さえあれば豚の角煮の材料を節約できる
普通は、下ゆで時にネギの青い部分やしょうが、酒を加えます。
でも、梅酒の梅には、臭みを消す成分、肉を柔らかくする成分が含まれているので、下ゆで時の材料を削減できます。マジで、においが気になりません。
味付けにも梅酒を使えば、砂糖・酒の量を減らしてくれます。クエン酸効果で疲労回復にも◎
赤身部分はしっとりと、脂身も程よくうまみが浸透した、おいしい角煮ができちゃいます。
まだ試していませんが、鶏肉の煮込みにも代用できそうです。
角煮の煮汁も使い切ろう
角煮の煮汁はうまみがしっかり溶け出しています。
チャーハンや炒め物の味付けにおすすめ!
ちなみにこの夏は、ナスの中華風煮込みやゴーヤチャンプルに活用しまくりました!
冷蔵後、白くなった油脂部分を除去してから使ってください。
少しに詰めて水分を飛ばしておくと使いやすいかも!
どうぞお試しください