母乳育児の必需品はこれだ!必要最低限6アイテム+代用品の紹介。
母乳育児が推奨されるようになり、完全母乳で子育てをしているお母さんが5割を越えました。
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私も二人の子どもを母乳(時々ミルクあり)で育てました。乳腺炎になったり、病気の時に薬が飲めないなど、大変なこともありました。しかし、母乳をあげているひとときは何にも代えがたい幸せな時間でした。
さて、今回は母乳育児をするのに便利なグッズをまとめました。ぜひご参考になさってください。
母乳育児の必需品①これがないと服がびしょ濡れに『母乳パッド』
今回ご紹介する中で、個人的に最も必要度が高かったのが母乳パッド。
出産するまで存在を知りませんでしたが、欠かせない必需品です。
母乳はとにかく不思議!授乳していない時にも勝手にでてくることがあります。例えば、赤ちゃんの泣き声に反応して出てきたり、母乳をあげないまま時間がたってしまうとお乳が張ってしまい、少しの刺激ででてくることがあります。
そんな時に母乳パッドが必要です。使い捨てタイプと布タイプの2種類があります。
使い捨てタイプの母乳パッド
分かりやすく言うと生理用ナプキンが丸くなったようなもの。
(表現がわるくてすみません。。)
接着面をブラジャーのカップにあてて使用します。吸水性に優れており、正しく使えば非常に衛生的です。布タイプをメインで使用したいという方も、使い捨てタイプを予備で持っておくとよいでしょう。洗濯物が乾かない時や旅行中などに使用できるので安心です。
布タイプの母乳パッド
こちらは洗うことができるので何度も繰り返し使用できます。メーカーにもよりますが肌に接する面と、吸水する部分、防水する部分が層になっているので肌に優しくかつ漏れを防いでくれます。
使い捨てタイプよりも経済的な ので、母乳育児でやっていくという方は試してみてはいかがですか。例えばオーガニックコットンを使用しているものもあるので肌が弱い、という方に もおすすめです。
どのくらい必要なの?
母乳で育児をするか否かは、産後の様子を見ながら決めることになると思います。なるべく母乳で、と思っている方は、出産前に使い捨てのものを1箱ほど用意しておくと良いかもしれません。
母乳パッドはかなり消費します。使い捨てタイプなら最低でも一か月に180枚は要ります。
ちなみに、説明によると授乳の度に交換が必要とのことですが、わたしはそんなまめなことはやっていない(苦笑)せいぜい、1日3回くらいです。起床後、昼食後、入浴後くらい・・・。衛生的には良くないのは承知しています。ごめんよ・・・。
そんな私でも、1日3回分(両胸合わせて6枚)消費していると、かなりの枚数が必要になります。
市販されている使い捨てタイプのものは約120枚入り(50セット)とかなので、それでも1か月と持ちません。
きちんと取り換えている方は、もっと多くの枚数が必要になります。
繰り返しになりますが、出産前に使い捨て用を1箱購入し、母乳でやっていけそうだとなったら、追加で使い捨て用or布タイプを購入してはいかがでしょうか。
代用できそうなもの・・・なし?
△ガーゼ
母乳パッドを切らしていたときには、ガーゼやタオルを当てて使用していましたが、すぐにべたべたになります。1枚で何度も使い続けるのは衛生的にも良くないのであくまでも応急処置。
母乳育児の必需品②赤ちゃんが泣いたらすぐに授乳できる『授乳用ブラジャー』
授乳するタイミングは、大人の食事のように時間が決まっているものではありません。赤ちゃんが泣いたときに飲ませる頻回授乳という方法が主でしょう。泣いたら素早くお乳を出せるようにしておかねば、いつまでも大泣きすることになります。授乳用ブラを使用すれば、すぐにお乳を飲ませることができます。
授乳用ブラに代用できそうなもの
ノンワイヤーブラ ○
ブラキャミソール ○
ブラタンクトップ ○
代用時に気を付けたい点
一日に何度もめくって使うことになるので、授乳専用のものでないと伸びてしまう可能性があります。私は安物のスポブラを使用していましたが、半年でダメにしました。安かったからいいんだけど・・。
また授乳期間中は、お乳が張ることが頻繁にあります。授乳前と後では胸の大きさが1カップ以上違うんじゃないかと思うくらい。なので、あまりきついものを使うと胸を圧迫して血流を悪くしてしまいます。余裕をもって選びましょう。
母乳育児の必需品③意外とお高い??『授乳服』
授乳服はあると便利ですが、やや値段がお高いうえに可愛くない…。授乳期間を終え ると大抵着なくなってしまうので、1シーズンでき終わる人も多いで しょう。購入する際は厳選して、必要最低限にしておくのが良いでしょう。わたしは3着ほど購入しましたが、結局使ったのは1着(ロングワンピース)だけで した。
授乳服に代用できそうなもの
前ボタンのシャツ ○
ゆったりしたトップス △
ワンピース ×
→授乳するとなると下半身丸出しに・・・
ピッタリしたトップス ×
→胸を丸出しにする羽目になるので外出先では使いづらい。
代用時に気を付けたい点
授乳中もオシャレをしたい!という方も多いでしょう。実際、授乳服でなくとも、ケープがあれば大して支障はありません。
とはいえこれは選んじゃダメというのがあります。
特にワンピース(授乳服ではないもの)はNG。お乳を飲ませようとすると、服をいったん脱ぐ、もしくは下半身丸出しになる羽目に・・・何とも情けない姿で笑えますけどね。ワンピースでも前ボタンタイプのモノならOKです。
また、ぴったりしたトップスも避けたほうが良いでしょう。胸を丸出しにする羽目になり恥ずかしいのと、服が伸びてしまう原因になります。
母乳育児の必需品④ひとつあれば外出も安心『授乳ケープ』
お出かけ好きなお母さんには必需品。これがあれば人目を気にせず授乳ができます。最近は、公共施設や大型ショッピングセンターのほとんどに授乳室が設けられています。しかし、それ以外の場所で予期せず子どもが泣き出したor授乳室が遠すぎて行けないという時に、ケープがあればすぐに授乳ができます。
授乳ケープに代用できそうなもの
ポンチョ
すっぽりかぶるだけなので楽チン。持ち運びができ、夏でも涼しく使える薄手のモノがあればOK。
大きめのはおり
後ろ前に着て、胸から下を覆うようにして使う。専用のものではないのでずれやすいが、自分の服としても使えるので一石二鳥。
大判ストール
購入するならボタン付きのものがおススメ。ボタンなしだと端を結んで使うなど工夫が必要。
母乳育児の必需品⑤げっぷ時の吐き戻しに備える『吐きもどし用ガーゼ』
お乳を飲んだ後、背中をトントンしたりさすったりしてげっぷをさせます。その時に飲んだお乳をも一緒に吐くことが多いです。その時に、服などが汚れないよう用意する布のこと。
吐きもどし用のビブという便利なものもあります。
Bebe au Lait ベベオレ げっぷシート バープクロス セビリア Burp Cloth Sevillia
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正直いっていままで知りませんでした(笑)。片面が防水になっているので、お母さんの服を汚す心配がありません。寝ているときにもしょっちゅう吐くので、お布団に敷いて使用すると便利だと思います。
代用できそうなもの
スタイ ○
基本的にはスタイをつけていました。授乳後以外にも吐きもどしとよだれが多かったので、スタイを付けていれば服が汚れることはまずありませんでした。スタイ使用料は1日7枚くらいの時も。
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ティッシュ ×
少しの量であれば良いのですが、うちは吐きもどす量が多かったので、(おちょこ一杯分ぐらい)ティッシュ1~2枚では全く足りません。
それ以外にも、吐いたものを拭いたりするだけなので、吸水性がある布であればよいと思います。
母乳育児の必需品⑥新生児期は重宝します『授乳クッション』
Uの字型のクッション。首が座っていない赤ちゃんを抱っこしながら授乳するときに便利です。座って授乳するときに、クッションを腰に巻いて使用し、お母さんの膝上からお乳までの高さを補うものです。
これがないと、肩こりや腕のしびれが出てきます。私の場合は2か月ごろまで頻繁に使用していましたが、その後はほぼ授乳時に使わず。
しかし、子どもを寝かせるときの枕にして使用していました。丁度体がすっぽり収まるので、抱っこされている様な安心感があり、よく眠ってくれました。
ちなみに自分も疲れたらこれを枕にして寝てます。普通の枕より寝心地が良かったので、むしろ次に枕を買うときは授乳クッションにしたいくらい(笑)。
そんなわけで授乳用として使った期間は短かったけれど購入して良かったです。
授乳クッションに代用できそうなもの
座布団orクッション △
必要最低限のものしか買わないという方は、座布団やクッションで代用可。折りたたんで高さを調節しながら、授乳クッションの代わりに使用します。
新生児期の赤ちゃんの身長は約50cmなので、ある程度の大きさは必要かも。
授乳クッションは腰に巻くので安定しますが、タダ膝に置くだけでは不安定であるため、バランスをとる必要があります。
産院に授乳クッションがあるでしょうから、入院中に試してみて必要であれば買うというのも手。
まとめ
以上、母乳育児に必要なものをご紹介しました。出産後は忙しく外出するのも大変。出産前の購入、もしくは、ネットショッピングを使用して、楽チン&お買い得に準備するのも良いですね。
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