【閉店】日本初の子ども向け書店メルヘンハウス(名古屋)45年の歴史に幕
絵本をどこで買いますか?
書店、Amazon、楽天ブックス、出版社からのお取り寄せ、、、などなど。
選択肢がたくさん増えたおかげで、いつどこに手も気軽に好きな絵本が買えるようになりました。
特に絵本は書店によって扱われ方が異なります。当然、ビジネス街の書店にベストセラーと言えども絵本が置いてあるハズもないですし。有名な本だからと言ってどこでも手に入るものではありません。マニアックな作品であればなおのこと。
そのため私も、Amazonや楽天ブックスを頻繁に利用します。
あるいは中古書店も。
さて、今日お伝えするのは、こんなニュース・・・。
日本初の絵本専門店「メルヘンハウス」(名古屋)が閉店
メルヘンハウスとは、愛知県名古屋市千種区にある、日本初の子ども向けの本の専門店です。1973年に誕生して以来、多くの親子に親しまれてきました。2018年3月に45年という歴史に幕を下ろすことになったそうです。
その理由はサイトにこう記されています。
ただ、ここにきて諸般の事情による経営的な苦しさが目立ち始め、閉店する事が避けられなくなりました。皆様とメルヘンハウスでお会いし、楽しい時間を持つことができなくなります。残念至極です。
メルヘンハウスは、日本初の子ども向けの書店として誕生し、その取り組みが全国に広がりました。メルヘンハウスの影響を受けた本屋さんは数多くあります。
ただ絵本を売るのではなく、読み聞かせやワークショップ、大人向けの講座など、イベントを実施するなど、先駆的な取り組みを行ってきました。
閉店する前に一度行きたい
あーーーー行きたい
と思いました・・・。
きっと行くだけでワクワクする、そんな空間だったのだろうなと思います。
メルヘンハウスのことを知ったのはほんの数か月前でして、いつかは行ければいいなぁ~という程度でしたが・・・。まさかこんなニュースが舞い込もうとは。
本はどこで買っても同じものが手に入ります。アマゾンでも楽天でも本屋でも・・・。
絵本専門店の存在理由というのは一体どこにあるのでしょうか。そんなことを少し考える機会を与えてくれました。
では今日はこのへんで。。。