Ema手帖 ~妊娠・出産・育児の体験談やおすすめ絵本のご紹介~

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本を読む意味が中学生にもわかる1冊『読書のチカラ』

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ゆとり世代の子たちに「ゆとりですか」と言われるShioemaです。「目的わかんないとやる気出ないっす、さーせんっす」といってあらゆる面倒ごとから逃げるのが得意です(そんな特技ヤダ)。

 

そのひとつが、読書でした。本を読むのって面倒。よくわからないし、時間もお金も無駄じゃない?と、漫画以外に 本を読むことがなく、図書館に行っても銀河鉄道999しか手に取らずに育ちました。ちなみに、999も読み終えていない・・・。いったいメーテルは何者 だったのか・・・。自慢といえば読書感想文は読んでいない本をテーマにして書きました。なぜか佳作だったときは焦りました。

 

読書嫌いが読書するとこんな感じ

まず本の選び方がわからない。タイトルと表紙で選ぶので、高レベルのものを選んだ場合ついていけない。

100%眠くなる

・なぜか同じ行ばかり読んでしまう。頭に入ってこない

登場人物が多いと混乱する。相関図かいてよ!

・読み終えても「は?」となることが多い。時間返してよ!

 

そんな感じでね、まぁ自分には無理だなってあきらめてしまうわけ。特に小説。ライトノベルならまだしも、ザ・文学みたいなやつだと、まー頭に入ってこない。ちなみに、いまだに小説は苦手でございます。まず、言葉が高尚過ぎてわからない。わからないことは調べなさい、と言われても。調べるうちに、話の内容忘れてしまうじゃないか。

 

大人になって後悔!もっと読めばよかった。

学生時代にほとんど読書をせずにきたわたし。社会に出てから、本を読まずに大人になってしまったことを悔やみました。なんというか周りのできる大人たちは、圧倒的に読書をしているのです。読書をしている人は仕事ができるのかはわからないけれど、仕事ができる人は必ず読書をしていました。常に何かしらのインプットをしている。そして読書を楽しんでいて、自分の糧にしているようでした。余った時間で本を読む、ではなく生活の中に読書を組み込んでいます

本を読むこ とで得られる知識だけではありません。理解力、考える力、分析力、想像力、表現力など言い出したらきりがありませんが。私はあらゆる 面で読書家の人にはかなわないという場面が多々ありました。

 

ぼちぼち本を読めるようになった。

で、 仕事で書類や新聞を読むようになりやっと、活字に抵抗がなくなってきました。そのため新書や教養本は割と読めるようになりました。読書は苦手だけど、自分の興味や関心があることに対しては、探求していくことが好き。一時は政治関係だったり教育関係の本を読んでいました。読んでいたというよりかは調べ ていたに近いかもしれませんが。そんなわけでいつの間にか、読書について抵抗がなくなっていました。

そして、出産。

子どももまた私と同じよ うに読書が苦手な子になってしまわないかと不安になりました。だから、そうならないように、幼いころから本の楽しさをわかってもらいたいという一心で、読 み聞かせだけは大事にしてきました。(ほかは超適当・・・。)おかげで、現在のところ本が大好き。ごっこあそびも、本屋さんごっこか図書館ごっこが好きな ようです。それでも、もし読書をする意味がわからなくなったら、授けたいなと思っている本があります。

 

読書をする目的がわかる本『読書のチカラ』

私がずっと疑問に思ってきた”読書の必要性”。誰も教えてくれなかったことをテーマにした本。

読書のチカラ (だいわ文庫)

読書のチカラ (だいわ文庫)

 

同様のテーマの本を何冊かよみましたが、こちらは読み手の対象が広く、また読みやすくおすすめです。

私が知りたかった、なんで読書をしないといけないのか、必要性が明快に書かれていました。思えば、本の活用の仕方や選び方など、誰かに教わ ることがありませんよね。本を読むとこんないいことがあるよね、と頭でわかっていることが、文字になって整理してくれてあるのでありがたい。読書好きの 人にも良い一冊ではないでしょうか。あとは、ちょっと挑発的なところもいいかもしれませんね。「読書しないなんて人としてどうよ」的な。大学の先生が書いている本なので、生徒が読むことを前提としているのか、ちょっと上から目線です。そういう意味でも、中学生~若い人向けかな。

また、読んでおく べき良書として、おすすめ本が300冊掲載されています。お子さんへのプレゼントにも◎。

 

ぜひ一度お試しください。