【体験談】上の奥歯が痛い!原因は虫歯ではなく花粉症による鼻づまり(副鼻腔炎)にあり
上の奥歯付近に広がるの痛み…それは親知らずでも虫歯でもなく、副鼻腔炎(または蓄膿症)が原因かもしれません!!!
副鼻腔炎とは
副鼻腔炎とは、副鼻腔の粘膜に細菌やウイルスが感染することなどによって炎症が起こり、鼻づまりや鼻水、咳、頭痛など、さまざまな症状が現れる病気です。
https://www.astellas.com/jp/health/healthcare/sinusitis/basicinformation02.html
副鼻腔炎が長引いたものが蓄膿症と呼ばれているそうです。サイトによっては、ほぼ同意語のように使われていたりします。
副鼻腔炎が悪化したり蓄膿症が酷いと、さまざまな症状がでます。
鼻づまりは、初期の場合は鼻腔(いわゆる鼻)で起きていますが、それらが長引くと徐々に副鼻腔(鼻の奥に広がる空洞)まで炎症が広がってしまいます。
本来、膿を排出する役割がありますがそれができなくなります。
通常は空気で満たされている副鼻腔に、ばい菌や膿が溜まってしまうのです。
ここで、画伯(私)による副鼻腔炎の図をご覧ください。
めっちゃわかりにくくてすみません。。
鼻の周りを覆うように、副鼻腔(通常時は空洞)があります。
この赤色の部分、ここにパンッパンに膿が溜まっていたらどうでしょう??
嗅覚が失われる、鼻呼吸できないのはもちろんのこと、
周りの神経を刺激してしまいますよね。
それによって、顔面痛や歯痛が起こるのです。
歯痛は上の歯に起こることが多いようです。下の奥歯が痛い場合は、虫歯の可能性が高くなるようです。
急性副鼻腔炎になった状況と症状
ある年の春、ついに私も花粉症を発症。
が、乳児のお世話で忙しく、また授乳中につき、薬を飲まずに対処していました。
結果、鼻詰まりが悪化し、急性副鼻腔炎の状態になりました。
同時期に、歯も痛み出し、最初は虫歯?と思ったのですが、いろいろ調べた結果、鼻づまりのせいだと確信し、耳鼻科に行きました。
症状は次の通りでした。
・微熱
・走っているとズンズンと響くように顔全体が痛む
・下を向いた時に強い顔面痛
・上の奥歯付近が痛い。虫歯のように甘いものが神経に染みるような痛みではなく、じんわりと痛い。場所を特定できないような痛み。
・嗅覚は全くなし。おむつのごみを捨てる時も、においナシ!
・ついでに味覚も失われます。
酷い鼻づまり&歯痛→なるべくはやめに耳鼻科に行きましょう。
私の場合は嗅覚を失ってから3日間ぐらいは様子を見ていましたが、ひどくなるばかり。
たかが鼻詰まりとあなどることなかれ。自然治癒の兆しが全くありませんでした。とにかく、耳鼻科へ直行。
耳鼻科で受けた処置
・これまでの経緯を説明
・レントゲン撮影 →→「だいぶ膿が溜まってるなぁこりゃ」by医者
・鼻から蒸気を吸入→→全然吸えねぇ
・処方箋(フロモックス、ほか)をだされる ※授乳中
ちなみにレントゲンでは、鼻の周りが真っ白に映っていました。
本来、副鼻腔は空洞であるため黒く映るのですが、膿が溜まっているせいで真っ白になったようです。
治るまでの日数や経緯
抗生剤と点鼻をすること2日。わずかながら嗅覚が戻ってきました。不快症状もおさまりました。歯の痛みもなくなりました。
5日分の薬を飲み終えたころには、元に戻っていましたね。
酷い人だと、膿を摘出する手術をすることもあるようで、そうなったらどうしようと怯えていましたが・・・苦笑。
たかが鼻づまりとあなどることなかれ!副鼻腔炎や蓄膿はとてもつらい
言いたいことは見出しの通りですが。鼻詰まりは、辛いです。
これまでにも、鼻詰まりは経験してきましたが、味覚がなくなるレベルのものははじめてでした。4日間くらい味のしないものを食べ、だるさと熱っぽさと、じわじわした痛みを味わいました。
もっとひどい人はたくさんいるのでしょうから、私の場合は直ぐに治ってラッキーだったのでしょう。
いま、耳鼻科に行こうか悩んでいる人もいると思いますが、早い方がよいですよ。
ちなみに「蓄膿 画像」 は検索しちゃだめですよ!グロ注意!
蓄膿・副鼻腔炎に効果がある漢方薬「防風通聖散」
ダイエット効果やむくみ、便秘解消作用が注目されている、防風通聖酸!
何でダイエットと副鼻腔炎が関係あるの・・・?とお思いでしょうが、
防風通聖酸は、18種類の生薬を配合した漢方薬であるので、さまざまな症状に効果が期待できるのです。ちなみに、医療の現場でも用いられているので、その効果は織り込み済み。
【蓄膿に効果がある理由】
防風通聖散に入っている生薬と蓄膿症を改善するといわれている漢方の生薬の内訳はよく似ています。
特に名前の最初に入っているボウフウはその字の通り、「風邪を防ぐ」という意味でその名がついたといわれている生薬です。
中略
またケイガイ、レンギョウ、オウゴン、シャクヤク、トウキ、ボウフウ、カンゾウには炎症を抑える作用があるので、副鼻腔炎によって慢性的な炎症を起こしているのを改善していくことができます。
アレルギー性鼻炎を考えると、オウゴン、シャクヤク、トウキ、レンギョウ、カンゾウは抗アレルギー作用を持っているので、アレルギー性鼻炎から蓄膿症をおこしてしまう可能性がある場合にも、アレルギー反応を抑えていくことで蓄膿症を改善していくことができます。
http://xn--u9j5j1a1762asrtv7c90j4l8biv1asjcj8y93g.net/category1/tikunou.html
興味のある方はぜひ参考にしてくださいね。