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Shioema手帳 ~妊娠・出産・育児の体験談やおすすめ絵本のご紹介~

目標100記事。自身の体験を中心に子育てに関する情報を発信します。関東在住。現在4歳女児・0歳男児の母。

子どもの恥ずかしい写真を投稿する親。親が原因でいじめに合う子ども。

ユニ・チャーム社の企画ぷりぷりフェイスコンテスト。

以前、当ブログでも記事を書かせていただきました。

 

 

(1記事目)名実ともにクソ企画。ぷりぷりフェイスコンテスト (ムーニーマン)。

(2記事目)【不快】「ぷりぷりフェイスコンテスト」応募はマジでやめたほうがいい -

 

 

この件について書くのは3記事目。しつこいので今回で終わりにします。

 

 

このコンテスト、終わったかと思ったらなんと、第二弾が始まっている。

 

ぷりぷりフェイスコンテストについて、ざっくりいうと、

・乳幼児用オムツ”ムーニーマン”のキャンペーンで行われているもの

 

うんちのいきみ顔(ぷりぷりフェイス)を撮影して投稿(ツイッターyoutube、インスタ等)

 

・投稿者の中から抽選で10名にムーニーマン1パックプレゼント

 

引用;ぷりぷりフェイスコンテスト

 

こんな内容である。

 

 

”赤ちゃんの排便時の顔をネットに投稿する”

 

これを、日本を代表する企業ユニ・チャームが企画。

そして、自社オムツの販売促進を図る。

非常に気持ち悪い。いや、恐ろしいというべきか。

 

ネットの反応を垣間見ると、賛否両論。

 

「非常識だ!」という意見が一定数。

ぷりぷりフェイスを投稿する人も一定数。

 

幸い、あまり盛り上がっていないので、サンプルは少ないです。

 

 

 

投稿されている写真は、(顔だけなので)可愛い。

でも、うんちをしてる最中だと思うと見てられない。

男女ともにいます。動画もあります。音が聞こえるのもあります。

 

私がもし赤ちゃんの頃にいきみ顔を投稿されたら、親を恨む。

 

なにより、子どものプライバシーより自分の承認欲求を優先しているように見える。

これほど悲しいことがあるだろうか。

 

ブログやSNSが普及してきた。

前略プロフmixiに熱中していたかつての10代も親になり、

その子どもも大きく成長してきている。

 

乳幼児は、自分の恥ずかしい姿が晒されていても何も思わないだろう。

プライバシーの流出に危機を思うこともない。

 

・・・しかし、小学生、中学生、高校生と、成長していったときに何を思うだろうか?

 

ここで、紹介したい事例が二つあるので、読んでいただければ。

(私にも子どもが二人いる。私もブログをやっている身として、辛い気持ちになった)

 

 

 

1.ニュース記事:娘が両親を訴える。恥ずかしい写真をFacebookへ投稿(豪)

 

少し前になるが、オーストラリアの10代の女の子が両親を訴えたニュースが話題となった。以下、引用。

 

オーストリアの10代の女の子が、自分の「恥ずかしい私的な」赤ちゃんの頃の写真をFacebookに投稿した両親を訴えている。

オーストリアに住む18歳の女性が両親を訴えた。ネット上で500枚以上の彼女の写真を友人たちに公開した両親のことを、彼女は「恥も限度も知らない」と主張している。

彼女の弁護士マイケル・ラミ氏は、地元紙「ザ・ローカル」に対して、2009年から両親が「彼女の人生を悲惨なものにしていた」と話した。ラミ弁護士によると、両親は彼女のオムツ交換やトイレトレーニングの写真を投稿したという。

 

詳細は↓↓

10代の女の子、赤ちゃんの頃の恥ずかしい写真をFacebookに公開した両親を訴える

http://www.huffingtonpost.jp/2016/09/15/sharing-childhood-photographs_n_12038116.html

 

 訴訟、というとかなり飛躍しているようにも見受けられる。

「Facebookごときで、子どもが親を訴えるなんて・・・」と思う人もいるだろう。

 

しかし、訴訟に至るまでの経緯がひどい。

・2009年ごろから娘の恥ずかしい写真を投稿(のべ500枚以上)

・排泄時、裸でベッドに寝ている写真など、恥ずかしい写真も多数

・娘が親に削除依頼するも拒否

・娘が親に訴訟を起こす。「両親が真剣に考えてくれないことに疲れました」

父親は、自分が撮影したので写真の著作権と配布する権利は自分にあると主張。

 

 

彼女の苦しみや心の傷は想像に絶する。一度ばらまいたものは取り返すことができない。

なによりそれをしているのが、本来彼女を守るべき立場にある親だということ。

言葉では言い表せない悲しみが彼女を襲っている。

 

これはかなり酷い例である、だからこそニュースにもなっているわけだが。

しかし、訴訟までいかなくとも、

「親の写真が原因で子どもが悲しい思いをする」

ということはかなり多くあるだろう。

子どもたちが大きくなるにつれて、今後、数多くのトラブルが表面化してくると思われる。

 

 

2.親のblogのせいでいじめられた”みずきちゃん”『とある かぞくが のこした blog』【一応架空の話です】

 

『とある かぞくが のこした blog』をご存知でしょうか。

架空のお話なのでしょうが、非常にリアル。

 

SNSやブログの普及により、もうすぐ起きるであろう世の中を予言しているかのようです。

 

コンテンツとしてよくできています。

最初から見たいという人は『とある かぞくが のこした blog』からどうぞ。

 

(ネタバレです)

父親と母親がそれぞれブログをやっている

・子ども(みずき)の誕生~日常生活を事細かに投稿する

・恥ずかしいエピソードや写真も多々

・それが原因でいじめにあう

 

以下が親にプライベートを晒されいじめにあっている子ども(みずきちゃん)のブログ。長いけれど、略しながら引用します。

 

 

私がいままでいじめられてきたのは、ブログのせいだったのだ。

幼稚園の頃から不思議だった。みんな、わたしが挨拶をしないうちから、わたしのことをいろいろ知っている。はじめてあった同級生なのに、わたしの誕生日のことや、それ以後のことを事細かに知っている。それがいじめの材料になる。

(中略)

 前の日に、我が家で起きたことを材料にしてわたしに罵詈雑言を浴びせる同級生の男の子。なんで知っているの? いじめられたその悔しさ以前に不思議だった。

わたしは今日、禁を破って母親と父親のブログを見ました。卒倒するかと思った。わたしと家族しか知らないはずのことが、詳細に記載されている。ていうか、知らないこともたくさんかかれている。

 わたしの誕生はもちろん、幼少時の恥ずかしいエピソードなどが懇切丁寧にかかれていて、とくに初潮を迎えた日など、まるで、国民の祝日にでもなりそうな勢いでかかれている。卒倒するなという方が無理だ。

(中略)

なんだか、両親への尊敬の思いがいっぺんに消えてしまった気がした。わたしが産まれた後も、浮気や離婚の危機を事細かに書いたりしている。これが同級生の親のブログだったら、わたしだってその子をからかいたくなるだろう。

 

 毎日、数万数十万という人々が、わたしたちの生活をのぞき見しているのだ。まるで、コンビニに立ち寄り雑誌を立ち読みするかのように、父親の過去の不倫を、母親の若い頃の性生活を、わたしの初恋の相手のことを、見ているのだ。

 そして、両親は、その関係を嬉々として継続している。

 わたしはこれからもいじめられ続けるのだろう。だけど、ここからは逃げられない。たとえ転校をしたところで、引っ越しをしたところで、わたしとわたしの家族をとてつもない数の人間が知ってしまっている。その人間は全国、いや、全世界に散在してわたしを待ちかまえている。げんに今朝、電車通学中にも、わたしに向かって笑いかける人がたくさんいた。みんな、わたしのことを知っているのだ。両親がかつて公開したわたしの写真や動画によって、わたしの容姿を知っているのだ。全世界の人たちが、わたしとわたしの両親について、本来知るはずのないことまで知っているのだ。

 

架空のブログで良かった。

しかし、これと似たようなことが今後起きるだろう。

全てをご覧になりたい方はこちらからどうぞ

 

http://garbage-coll2.sakura.ne.jp/pcp/honbun/blog/top_flameset_top.html

 

 

親の承認欲求>子どものプライバシー

いま目の前にいる幼い子どもたち。お父さんやお母さんのことが大好き。

写真をとってくれるのもSNSに投稿することも愛情表現の一つだと思っている。

 

たとえ、それが排泄時や裸の姿でも。

 

しかし、その子たちも大きくなり自分の意志が芽生えてくる。私たち大人が、自分の裸を見られるのが嫌になるように、子どもにも恥の意識がでてくる。それが正常なのだ。周りの友達も成長する。様々なことに敏感になっていくのだ。些細なことが原因で、いじめに合うことも起こりうる。

 

もし、子どもがいじめに合っていると告白してきたとき

なんて声をかけるだろう。

 

 

 

 

「どうしてこんなことに・・・?」

 

 

 

 

 

 

 

「おかあさんのブログのせいだよ!」

 

 

 

 

 

 

こんなことを言われたら・・・・・・・。

 

 

 

 

話は戻って。

冒頭に記載した『ぷりぷりフェイスコンテスト』

いくら赤ちゃんのころとはいえ、人に見せたくないと思う写真だってある。

その写真が、子どもに大きな傷を与えてしまうかもしれない。

 

百歩譲って・・・親は子どもへの愛情で周りが見えなくなり、そうした企画に参加しているのかもしれない。

 

しかし、企業はどうだろう。

・子を愛する親の気持ちを巧みに利用し、排便姿の投稿を募る

・そして自社製品の販促につなげる

 

こういうことが許されて良いのだろうか。写真投稿は、ユニ・チャームに郵送するわけでもない。ユーザーの既存ツイッターやインスタ、YouTubeに投稿する仕組みである。

キャンペーンは一時のものでも、写真は一生残り続ける。

もし、これが原因で子どもが不幸な目に合っても責任を取ることはないだろう。

あれだけの大きな企業で、逆にこの企画が通った理由が知りたい。

 

 

もし、この企画に応募しようという人がいたら、私は全力で止めます。

 

 

 

 

 

 

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