【絵本】空を飛ぶのは凧or蛸?ユーモアと出会う”くらべてごらん”
いちごのあめ(飴)といちごのあめ(雨)
いしのはし(橋)といしのはし(箸)
のり(海苔)のごはんとのり(糊)のごはん
同じ発音だけど絵を比べてみると全く違う!同音異義語の言葉遊びを描いた本。作者はユニットで活躍している絵本作家accototo ふくだとしお+あきこ(あっことと)。ご夫婦で絵本を作られるなんて、本当にうらやましい!どの作品にも動物や生き物が多く登場します。単なるキャラク ターにも見えがちだが、柔らかな曲線と、微妙なグラデーションを遣うことによって、ひとつひとつの生き物に温かみを感じることができる。
子どものころはダジャレをいくついえるかで張り合ったりしたし、くだらないものでも一日中笑い転げることができた。おやじギャグはさむいけれど、 なぞかけはなるほどとうなる。和歌の掛詞もある種のダジャレ。今も昔もかわらず言葉遊びを楽しんでいる。日本語って本当におもしろい。
☆読み聞かせの反応☆
同じ音でもいろんな意味があるということに、まだあまり気づいていなかったので、子どもなりに発見があったようだ。絵本にはいろいろなものがあるけれど、笑える本をたくさん読んであげたい。重みのある本、感動的な本も大切だけれど、しょっちゅう読んでいては疲れてしまう。私自身、重いテーマを扱う本を読むと三日間ぐらい引きずってしまう。良い本であっても、読むには体力がいるのだ。そんなこともあって、本を借りてくるときは、基本的に子どもに選ばせているが、あまり偏らないほうが良いと思い、ばらつきをもって借りてきている。この時はたまたま、他が長い物語の絵本ばかりだったので、ちょっと気軽に読めるユーモアのある本が良いと思いチョイス。1ページごとに文字と挿絵があり、単純明快でわかりやすい。一文が短く、同じ音の繰り返しなので5日目くらいにはすっかり覚えていた。
読み聞かせた年齢:2歳10か月
親子で書こう!100さつ読書日記―フィンランド・メソッドで本がすきになる
- 作者: 北川達夫,フィンランドメソッド普及会
- 出版社/メーカー: 経済界
- 発売日: 2006/10
- メディア: 単行本
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