【絵本】『そらいろのたね』ふしぎな世界観にわくわく
今回ご紹介するのは、『ぐりとぐら』でおなじみ、なかがわりえこ氏&おおむらゆりこ氏による作品『そらいろのたね』です。
3歳ごろからの読み聞かせにおすすめ『そらいろのたね』
ゆうじが模型飛行機を飛ばしていると、きつねがやってきて「そらいろのたね」と模型飛行機を交換することになりました。そらいろのたねを植えて水をやると、なんと空色の家が生えてきたではありませんか! 空色の家はみるみるうちに大きくなり、たくさんの動物や鳥や子どもたちの楽しい遊び場になります。しかし再びやってきたきつねが、みんなを追い出して空色の家を独り占めしてしまいます。きつねが家にはいると、空色の家はさらに大きくなって……。
私はこの作品の雰囲気が好きです。
種を植えると家が生えてくる・・・・そこに皆が集ってくる
突拍子もないようなストーリーですが、次はどうなるのだろうとわくわくさせられるものがあります。
皆が楽しく集える場所、そんな家があったらさぞ素敵ではないでしょうか?
でも・・・・独り占めしようとしたとたん、残念な結末を迎えてしまうわけですが(涙)
英題は『The Blue Seed』でもやっぱり邦題が好き
【絵本】地図をテーマにした『ぼくのまちをつくろう!』グループワークの題材としてもOK
こんにちは。2児の母Shioemaです。
本ブログは、絵本の紹介をメインに行っていますが、こちらでもブログ(雑記)を書いていますのでよかったら見てくださいね♪
http://momnote.hatenablog.com/
さて、今日ご紹介する絵本は、地図をテーマにした、
心がわっくわくするこちらの作品です。
子どもも大人も楽しい『ぼくのまちをつくろう!』
作者のスギヤマカナヨさんは、とても好きな作家さんの一人です。
遊び心があって、読み手をワクワクさせてくれる作品を多く世に出しています。
『ぼくのまちをつくろう!』は、自分の思い描く理想のまちを白い紙に描いていくというもの。
かつて社会科の授業で、自分の町を地図記号を用いて書く、というものがありました。
うちは、田と畑ばかりで何の面白みもなかったのですが(笑)
それはさておき、
こちらの作品では、地図記号などは使わず、表紙にあるアイコンのような絵をどんどん描いていきます。これが楽しそうなんだよな~。
主人公である『ぼく』が自分の理想のまちを作っていく様子が、
『ぼく』の目線で書かれています。
近くにパン屋さんがほしいとか、公園はここ、道は迷路のようになっていて・・・とか。
最後に完成した地図は、とても素敵なまちになっています。
さて、自分の家の周りに、何があったらいいでしょう?
銀行?マッサージ屋??コンビニ???ショッピングモール?????カラオケ??????
大人が参戦すると、子供の地図とのギャップが半端なさそうですね(笑)
グループワークの題材としてもGood!な絵本
さて、こういう絵本は、親子向けのワークショップ、あるいは大人向けの研修会(チームビルディングやアイスブレイク)などのグループワークとしても使えると思います。
自分の理想の町・・・というのは、その人自身の生活スタイル(あるいはこうなりたいという希望)を投影するものですよね。
白い紙に思い描くまちを描くことで、自分自身の心と向き合う事ができ、知らなかった一面を知ることができます。また他者がその人のことを理解するきっかけになり、初対面であれば緊張がほぐれますし、既に面識があった場合も、知らなかった一面を知ることができます。場を盛り上げるためのアイスブレイクや、グループの絆を深めるアイスブレイクにも使えるのではないでしょうか。
ぜひ、ご覧ください!
こちらもどうぞ!
読み聞かせ手帖(絵本ノート)4冊目に突入に際して・・・。絵本は質より量?
こんにちは。二児の母Shioemaです。日中はウェブライターとして活動しています。
なんと記念すべき200記事となりました。
お読みいただきましてありがとうございます。
当ブログでは、私と二人の子どもが気に入っている絵本を、主に自作の読み聞かせ手帖(手書き)を交えてご紹介しています。
こんな感じです↓
これらのノートはを書いた経緯は、以前ブログでもご紹介した通りですが、
最初は公開する予定はなく、自分の備忘録兼育児日記でありました。
1冊のノートに、75冊の絵本の情報を書いてあり、vol.3まで埋まりました。
vol.4は、絵本No.226からはじまります。
絵本はたくさん読ませた方が良いのか?質or量?
絵本は、たくさん読ませた方が良い・・・そういうものではないと思います。
でも、長く気に入るような、お気に入りのものと出会うためには、たくさん読んだ方が確率が上がります。
やっぱり、振り返ってみても、印象に残っているものとそうでないものとに分かれます。
225冊を読んだけれど、3割くらいはうろ覚えだったり・・・・。
(記録を取っていなければ、とても3割どころではないでしょうが)
いくら評価されている絵本であっても、子どもなりに当たりはずれというものがあります。
いろんな本を読んであげて、お気に召されたものがあればそれをまた徹底的に読んでみるというのが我が家の理想かな。あ、ちなみに本はほぼ図書館で借りてきています。
また、ある程度の年齢になったときには、子供の好奇心を刺激するためにも、いろんな本を読んであげる方が良いですね。
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