朝ドラ『ひよっこ』(叔父役)峯田和伸の歌をききまくった私の青春
10代のころに好きだったのがゴイステ。
実際全てのシングルやアルバムを聞いたことはなくて、ともだちがカラオケで歌う数曲がとても心地よくてハマっていきました。
一番は『銀河鉄道の夜』。イントロのインパクトと、一見無機質なのに心に重く響く歌詞。
日々 ひび割れ柿ノ実 夕焼けて夜は来た空 水色 オーロラ 蜂蜜に濡れた月
銀河鉄道の夜 僕はもう空の向こう
飛び去ってしまいたい あなたを
10代の私に爆発的な衝動を与えてくれたゴイステ。
他にも、『夜王子と月の姫』、『もしも君が泣くならば』、『愛しておくれ』など、青春(性春)パンクロックを聞いていました。
当時は、今みたいにネットで音楽を聴く事や動画を見ることはほぼ無理で。MDを貸し借りしていた時代です。
TVにほぼ出ないゴイステ。
どんな人が歌っているかもよくわからないままでした。
尖った歌詞、切ないメロディ、魂が宿る歌声。
作詞作曲 ミネタカズノブ
これしか手がかりはなく。
ミステリアスで、田舎の少女には彼の情報は何も得られなかったわけですが。
私の10代が終わるころにはもうゴイステの曲を卒業していました。
まさか・・・
朝ドラに出てるなんて。
朝ドラ『ひよっこ』に峯田和伸が出演しています(元GOINGSTEADY 銀杏BOYZ)
小祝宗男
実(みのる)の弟、みね子の叔父。少し離れた村に養子にいったが、父親不在の谷田部家をいつも気にかけていて、野菜などを持ってよく現れる。大きな声でよく笑い、その場を一瞬で明るくする。気持ちだけは世界に向いていて海外の話もよくするが、実は東京にすら行ったことがない。
なんと、あのゴイステの峯田和伸が主人公のおじさん役で出演しています。
なんなら、俳優さんとして他のドラマや映画にもガンガン出ている。知らなかった。
まだちょっとしか出てきていないけど、存在感スゴイ。
ナレーションでは増田明美さんに「変なおじさん」と解説されていました。。。
どんな役どころを演じるのか、非常に楽しみでもあります。
さて、とっくの昔にゴイステは解散しており、その後”銀杏BOYZ”として活動されています。
久しぶりに拝見しました。
当たり前ですが歳を重ねており、大人の男が歌う魂の叫びという印象です。
すっかり聞き入ってしまいました。今の年齢の私には、こちらの歌詞のほうが響くかもしれません。
がぜん面白くなってきた朝ドラ『ひよっこ』
さて、4月から始まったひよっこ。1週目あたりは、物語がスタートしたところなので、イマイチ盛り上がりに欠けていましたが、だんだんエンジンがかかってきたように面白くなってきました。
木村佳乃さんをはじめ、出演している俳優さんの演技力にひきこまれます。
父ちゃんも、全然出てくる気配もなくて気になりますし。
朝ドラは1話が15分ととっても短いのですが、内容は1時間ドラマを凝縮したように濃いんですよね。
とくに『ひよっこ』は15分の中に必ず見せ場みたいなものがあって、ジーンとしたりクスッと笑ったり。まぁ忙しいドラマです(笑)
見ていない人も、まだまだ十分間に合いますよ!
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