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Shioema手帳 ~妊娠・出産・育児の体験談やおすすめ絵本のご紹介~

目標100記事。自身の体験を中心に子育てに関する情報を発信します。関東在住。現在4歳女児・0歳男児の母。

大学の先に就職というレールがあるとは限らない。

雑感 Shioemaのこと

学歴は必要かどうか、云々のエントリーを拝見して、私が前職で体験したことを思い出したので、書いておこう。個々の記事や意見への賛成or反対記事ではありません。自分勝手な随筆です。

 

以前、大学でお仕事をしていました(かけもちで計3大学、偏差値はバラバラ)。

 

時はリーマンショック後の不景気。大学生たちはその影響で内定取り消しに合い、多くの学生が就職先が決まらぬまま卒業していった時代です。のちにあの大震災が起き、ますます先行き不透明となりました。丁度そのころのお話。

(出産を機に退職したので、ここ数年のことはよくわかりませんのでご了承ください)

 

大学を卒業するというレールの先に、就職という駅はあるのか。

大卒という切り札は就職に有効でしょうか。

 

それは本人の努力次第です。当たり前だけれど。年々、その傾向は強まっています。

 

そして大学は就職予備校ではない。学問、研究するところです。

 

親は子供にそのことを教えてあげるべきでしょう。

 

このことを、知らないまま大学に入ってしまうと、本人が本当に不幸な目に合います。大学に行く人の割合が増えている一方で、少ない雇用のパイをを日本の学生だけではなく、バイリンガルトリリンガルの海外留学生と取り合うのが現状です。もう、人工知能とかに代わられているのかな。

何もせず、のうのうと大学に通っているだけでは、たとえ高偏差値の大学生であっても、内定はもらえない。もっというと、留学経験も必ずしもプラスに作用しない。それくらい、採用する側も切羽詰まっているわけです。学歴しかない人を採用できる余力はとっくにない。大手が望むのは学歴と実力(実績)、もしくは偉大なコネが備わっている人とか。「○○大学を卒業した」というだけでは、切り札にはなりにくい。数万とあるエントリーシートの中に埋もれるように思います。

子どもが必死になって勝ち取ってきた内定先をダメだという親にはなってはいけない。

我が子を大学に入れる。それは、同じ親として立派だと思う。

でも、親も覚悟をしておかねばならない。こんな時代ですから、子どもが必ずしも上場企業に入れるとは限らない。高卒でも入れそうな、誤解を恐れずいうと、介護職や小売店店員になるかもしれない。もし、そうしたところへ就職を決めたとして、心の底からおめでとうといってあげられますか。

子どもが必死になって勝ち取ってきた内定先をダメだという親にはなってはいけない。

 

以下は私の見てきたこと。

私が大学で働いていたのは、リーマンショック後、民主党政権交代が起き、蓮舫事業仕分けをしていた時代。

名の通った大学であっても、どこからも内定をもらえなかった子がわんさかいました。

内定が得られないと、気持ちも落ち込み、どんどん負のオーラが漂ってしまいます。なおさら、内定が遠のいてしまいます。もちろん、本人次第では採用してくれそうなところもあるでしょう。基本的に人手不足の介護業界とか、中小企業とか。でも、大卒というプライドを捨てきれず、妥協せぬまま卒業するという人も一定数いました。フリーターをしたり、資格スクールに入り直したり。別にそれでもいいですがね。個人的には1年でも2年でも早く社会に出たほうが、学ぶことはたくさんあると思いますが。。

そういう子たちの特徴として、口には出さないけれど、就職先を決めるときに「親」を意識している子たちが多かった。つまり、大学まで出してもらうんだから、こういう会社じゃないと親が納得しないだろう、中小企業なんて問題外、地元の小売店じゃ恥ずかしい、みたいな。

親に言われているのかもしれないし、無言の圧力を感じているのかも。

こういうのがレールなんじゃないかなって思う

親は、「将来は子どもの好きなようにさせたい」と言っている一方で、「でもある程度のレベルは必要だから」と思ってる。そのある程度のレベル=今の時代、お宅のお子さんには難しいですよ、って話。

 

お子さんが悪いわけじゃない。

社会が変わったし、企業も変わった。

変わらないのは昔の価値観を引きずっている一部の親たち(50代くらい)。

 

そんな親のしいたレールだったら無理に乗らなくてもいいんじゃない?というのが個人的な意見。

 

「安定した企業に入り、親を喜ばせたい」というけなげな子ども心に胸を打たれたけれど。自分の意志はいったい?成人してもなお、親の呪縛から逃れられないのはかわいそうだなぁと思う。

 

そんな経験から、大学、専門学校、就職、その他いろいろ進路はあるけれど。みんなこぞって大学を目指せというのはいかがなものかと思う。

 

親「やりたいことがないからとりあえず大学いっとけ」

子「4年間行ったけど何も見つかりませんでした」

このパターンが多いから気を付けよう。

そもそも大学とはいったい何をするところなのか。

友達をつくったり恋愛したり、まぁ色々とあります。が、基本的には学問をするところ。就職予備校ではない。4年間のうちに、自分なりのテーマを見つけて、それについて教授の指導を得て研究を行う。その集大成が卒業論文。もっと研究したいという人が行くのが大学院。古い考えかもしれませんが、わたしはそう認識しています。だから、大学に行く意味は良い会社に入るためではない。

でも、どうでしょう・・・。最近は、卒論を出さなくても卒業できる大学や学部が増えてきました。

それどころか、ゼミに属さなくても良い、なんてところもあり。

そういう大学に限って、うちは就職率○○%!とか謳ってるんだけども。

大学側にプライドはないのか?と

就職先という出口ばっかり見ないで、もっと中身みようよ、って

そのせいか、本当に4年間何してたの?って人が多い。そんな人には、そもそも就職の選択肢は少ないし、社会でさっさともまれてきたほうが、経験値が高められたんじゃないかと個人的には思いました。

 

大学進学→就活→内定というシステムがなじまない子たちは一定数いる。

私はやりたいことが大学に進学した。紆余曲折あったけれど、やりたい仕事につけて、転職もできた。大卒だったからつけた仕事である。そして、ものすごく感謝している。一方、弟は高卒だけど早くに結婚して子どももいて、仕事も家庭も趣味も充実している。たぶん、大学に行っていたらダメになるタイプだから、早々と就職して良かったと本人も納得してる。高卒だったからこそ、今のお嫁さんと出会って子どもが生まれて今の幸せがある。

どんな環境でも幸せになれる。でもそれは、どんな環境でも努力できるかどうかだと思う。

 

ついでに、地方に住んでると、大卒よりも重要なのが運転免許。これがないと、就職も結婚も怪しい。大卒の資格とは、所詮そんなようなものだと思う。

 

駄文ですみません。

 

【御礼:参考にさせていただいた記事】

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