Ema手帖 ~妊娠・出産・育児の体験談やおすすめ絵本のご紹介~

関東のとある田舎に住みつく主婦のブログ

Ema Note

気になることを詰め込んだ手帖Blog

独り言

このブログを始めて3か月。これ以外に在宅ライターとして記事を書いている。
人気ブロガーの方々のブログの構成や、読みやすい記事の書き方についてのアドバイス等を参考にしながら、文字を打ち込んできた。
 
ブログで発信するには、伝えるべき情報を自分の中で咀嚼して整理して文章にしていく過程がある。文章を書くようになってから、今までしてこなかった情報の整理を、脳の中で行うようになった。これは、この先ブログを書かなくなったとしても、スキルとして磨いておいて損はない。というか、自由にどんなことも書いていいブログよりも、業務日誌とかプレゼン資料など、仕事をするうえで欠かせない能力だ。
 
さて、1記事約1000文字以上の記事を80本書いてきて、疑問に思うことがたくさんある。

細かい事で言うと、ひとつはブログのタイトルの付け方だ。
ブログは読んで(見て)もらうために書く。検索で1ページ目に表示されたとして、どのサイトをクリックするかは、タイトルに頼るところが大きいだろう。
わかりやすいタイトルをつけようというのは、重要なことだ。タイトルに期待するから読もうとする。
しかし一方で、タイトルで記事の内容が想像できてしまうなら読まないということもある。
そもそも、タイトルでその記事の内容を言い切ることができるとしたら、わざわざ記事にする必要があるのだろうか、と。
わかりやすすぎるタイトルは、読み手がそこで満足してしまうから、読まなくてもいいと思われてしまうこともあるかもしれない。

タイトルをどう付けるべきかは記事の性質にもよる。情報提供の記事なのかオピニオンなのか、日記なのかでまた変わる。ある程度、記事の中身が想像できるが、読み進めたくなるような謎を残しておく。このへんのバランスをとりたい。が、結局ありきたりなタイトルになってしまうので悩ましいところだ。むしろ、ありきたりが珍しいのではないかとも思う。
 
それから、記事の構成や見出しの在り方について。
「読み手は忙しいから、記事をじっくり読んでもらえない。だから見出し(目次)で内容を説明する」
ランサーズで記事を書いてきて、依頼主から上記の通り指示があった。何も疑問を持たず、そのようにこなし、自分もブログの中で意識してきた。しかし読み手=ちゃんと読んでくれないを前提にしている、ということに気づいた。
 
たしかに、目次があり3~4段落くらいでまとまっている文章はわかりやすい。
 
しかし、それは錯覚で、自分はわかりやすい文章を書いた気になっているだけでは、と最近思うようになった。
 
わたしは、テンプレートに当てはめるように文章を書いてきた。最初は困難でも慣れてしまえば、2000文字の記事も書きやすい。はじめに、で導入部分を書きいくつかの段落を経て、まとめで〆る。あたりまえのようにそのリズムで記事を書いていく。同じような記事を数本書いては飽きて、また書きたいテーマが見つかるとそれに情熱を注ぐ。そしてまた飽きるまで書き続ける。

同じリズム。無個性で単調。

わかりやすい文章とは、何だろう。
 
判で押したような文章を書いて面白いか。
本来ブログとは誰でも自由に書いていいはず。
自分にとって書く意味は何なのか。

問いかけてみる。