Ema手帖 ~妊娠・出産・育児の体験談やおすすめ絵本のご紹介~

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【体験談】里帰り出産のタイミング!出産までのスケジュール

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里帰り出産とは、お母さんが出産の前後期間に帰省し、実家付近の病院で出産を行うことです。私は当時の住まいから新幹線で約5時間の距離へ里帰りして出産をしました。今回は、自身の体験も踏まえつつ里帰り出産についてお伝えします。

【体験談】里帰り出産のスケジュール

妊娠2か月 妊娠発覚母子手帳申請等
妊娠3か月 最初の妊婦検診【@健診用の病院】

・通院先に里帰り出産であると伝える

・里帰り先の病院に分娩の予約をする

 

里帰り出産を決めたら、通院先と里帰り先の病院療法に伝えましょう。

入院する人数に限界があります。人気の産婦人科では予約できないというケースもあります。病院を決めたら早めの予約を。

 

妊娠5か月 一度帰省し、里帰り先の病院で健診

可能であれば妊娠中期に一度里帰りをし、健診を受けましょう。

入院についての説明や注意事項を聞くことが望ましいです。

 

妊娠9か月 里帰り直前の検診で紹介状を書いてもらう。

転院先に必要な書類です。大事に保管しておきましょう。

臨月 里帰り&里帰り先の病院で検診

荷物は事前に送っておき身軽な状態で里帰り。遠方であれば、ご主人についてきてもらいましょう。

里帰り先の病院では、予定日までに2~3回は検診を受けることが望ましいです。

入院・出産準備に必要なものを用意。足りないものはご家族に準備をお願いしておくと良いでしょう。

入院 出産

陣痛がおきたら自分で運転することはできません。家族の方に送ってもらうか、タクシーを手配しましょう。
退院退院の予定が決まったら、ご家族の方に迎えを頼みましょう。車の場合は、チャイルドシートを装着すること。

産後1か月 1か月検診

出産した病院で、母子の一か月検診を受けます。異常がなければ、自宅へ帰る用意を。
自宅へ赤ちゃんを連れての長距離移動は慎重に。ご主人や家族についてきてもらうようにしましょう。

里帰り出産のメリットとは何か

身体を休めることができる

臨月の身体では、身動きを取るのが難しく、日常生活にも支障があります。洗濯物を干す、お皿を洗う、些細なことも重労働。そのうえ、夜もゆっくり眠れません。これまでのように家事を行えなくなります。また、産後はいくら安産であっても母体は大きくダメージを受けています。子宮収縮や腰痛など、様々な痛みを抱えながら慣れない赤ちゃんのお世話をせねばなりません。

産後に無理をすると、後々に婦人系のトラブルを引き起こすと言われます。里帰り出産であれば、家事育児のサポートが得られ、体を十分に休めることができます。

精神的ストレスを軽減できる

初めてのお子さんであれば、慣れない育児で不安なことも多々あるでしょう。そんな時に相談できる相手がいるといないとでは大違い。お母さんは育児の大先輩ですから、こんなに心強いことはありません。また、実家付近でしたら同級生がお見舞いに来てくれるなどして、楽しい時間を過ごすこともできます。そうしたストレス解消ができるのも、里帰り出産ならではかもしれません。

里帰り出産のデメリット

病院が途中で変わるリスク

医学的には、妊娠初期から経過を見ている医師が分娩を行うというのが望ましいとされています。医師や助産師と信頼関係を結べないまま、出産となる可能性もあります。また、病院によって考えや方針が異なるため、妊婦が翻弄されるということもあります。

私の体験談ですが、通院先は体重管理がかなりゆるめで、1か月で2キロ増えても何も言いませんでした。しかし、里帰り先の病院はかなり厳しく、初めての検診時に、「体重増えすぎです!」とかなり叱られてしまいショックでした。

夫が新生児の育児に関われない

里帰り出産をすると、遠方であればあるほどご主人の立ち合いが難しくなります。個人的な見解ですが、出産の立ち合いは人生でそう何度も経験できることではありません。喜びの瞬間をともに過ごしてほしいという場合、遠方の里帰り出産ですとやや難しくなるでしょう。

また、新生児の育児に関われないことで父親としての自覚がすぐには芽生えにくいでしょう。今は、ビデオ通話が当たり前ですので、離れていてもせめて動画を通じて、お子さんの様子を伝えてあげたいものです。

 

まとめ 里帰り出産について

里帰り出産には様々なメリットとデメリットがあります。両方を考慮して、私は里帰り出産を選択しましたが、近年は、里帰り出産をせずに出産するケースも多くみられます。

高齢出産増加に伴い親が高齢化している場合や、上のお子さんが就学しており住まいを離れることができない場合など、理由は様々です。里帰り出産が困難な場合でも、産後にご両親や義理の両親に家へ来てもらい、家事育児のサポートを得るということも一つの手でしょう。

妊娠がわかったら、どこで出産するか考える際の参考になさってくださいね。