Ema手帖 ~妊娠・出産・育児の体験談やおすすめ絵本のご紹介~

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【絵本】外出先にも持っていきたい探し絵本”おさるが100ぴき”

さがしてみよう おさるが100ぴき

 
仕掛け絵本やゲーム絵本を数多く出版している、せべまさゆき先生の作品。ほぼすべてのページにおさる100匹います。(数えてないですが・・・)
 
ジャンルとしては、探し絵本。遊び系の絵本の良いところは、みんなが楽しめるところ。お父さんとお母さんとお子さんとが一緒になって探せばかなり盛り上がります。良いコミュニケーションになりますよね。こちらの本の特徴をまとめたので、ぜひご参考になさってください。
 

特徴1 レベル別の問題が数多くある

難易度としては3歳~とあります。基本的な遊び方としては各ページで指定された3つのものを絵の中から探します。これ自体はさほど難しくない。で、おさるのセリフをよく見ると「ねてるおさるが1ぴきいるよ」とか「しっぽがギザギザだーれ」とちょっと難しい問題をだしてくれています。こちらは5歳くらい~でしょうか。実は大人でもちょっと難しい。全部制覇しようと思うとかなり大変です!全部終わったと思うと最後のページで驚き。さらに11個の問題が提示されています。なかなか、おさるから解放されません・・・。
 

特徴2 絵を探すだけではなく、物語としても楽しめる

探し絵絵本ですが、ページごとにぶつ切りなのではなく、物語が進んでいきます。ストーリーも普通に楽しめます。ただ、うちは探すのがメインになっているので、文章を読んでも聞いちゃいませんがね(笑)そのくらいのめり込んでいます。
 

特徴3 構図にメリハリがある

ウォーリーのシリーズはどれも同じ構図で描かれていますが、こちらの作品はストーリーがあるだけに、描かれるサイズ感やアングルがページによって異なります。絵の雰囲気が変わるので、飽きずに遊べます。
 

特徴4 外出先でもOK。持ち運べるサイズ

ある程度の年齢になれば、ものを探すことに集中して比較的静かに遊ぶことができるので、電車での移動中や、待ち時間などに使える一冊だと思います。本のサイズはB5~A4の間位。探し絵絵本は大き目のものが多いのですがこちらはそれほど持ち運びに邪魔ではありません。お子さん連れの移動だと大体、この本が入るカバンはお持ちだと思いますので。広げてもそんなにスペースを取りません。例えば、外食先に持っていって、料理が来るまでの間テーブルで見る、という使い方もできると思います。
 

特徴5 ひたすら猿

タイトルにもあるようにおさるが100匹なんです。
で、探し絵のページが10ページ。
 
つまり100×10=1000匹。
 
一度に1000匹のサルの絵を見る機会はそうそうないですよ。猿山にもそんなにいないでしょう。なかなか貴重な体験ができます。
ちなみに、おサルは一匹ずつ表情や帽子や毛色が違っています。こういうのをかき分けていくのって本当に地道な作業なんでしょうね。作者の方の情熱を感じる一作です。
 
 
 
☆読み聞かせの反応☆
実はこの本は自分で欲しいと言って選んできた本。でも、最初は普通の物語の本だと思っていたようですね。私もこちらは全く知りませんでした。発行は2013年で比較的新しい。探し絵本といえばウォーリーかミッケくらいしか知らなくて・・・。でも、こういう日本の探し絵もまた親しみやすくていいなと思いました。やっぱり絵がかわいらしい。
 
うちは3歳ですが、ちょうど良いレベルかなと。3つあるうちの2つくらいは自力で見つけられますが、あとひとつがなかなか・・・という感じ。ほどほどに易しく難しく。一生懸命探している間はかなり静かで助かります(笑)ほかのシリーズも見てみたいなぁと思いました。

 

さがしてみよう おさるが100ぴき

さがしてみよう おさるが100ぴき

 

 

 
読み聞かせた年齢:3歳1か月