Ema手帖 ~妊娠・出産・育児の体験談やおすすめ絵本のご紹介~

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【体験談】妊活/ストレスを減らすためにやったこととやらなかったこと

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子どもが一歳半を過ぎたころから、二人目の妊娠を希望していました。なるべく姉弟の年齢を近くしておきたかったことと、二人目の育児が落ち着いたら復職したいという希望があったからです。家計を助けるには、早く働きたいという思いがありました。

 


先日の記事でも書きましたが、

momnote.hatenablog.com

一人目はすんなり授かったのに、二人目は約一年がかり。

最初の半年くらいは、こんなもんかー、と気にしていなかったのですが、それ以降は月経があるたびに落ち込んでしまいました。

そもそも、妊娠は偶然と奇跡の積み重ねで起きること。1~2年位はかかるものなんだと。

 

そのくらいで落ち込んでどーする!?

 

と、わかってはいますが、それでも周りがどんどん二人目を授かっていく中で焦りや不安が募りました。

病もなく月経も順調。

なので不妊とは言えないんだろう・・・

でもなんで?
思い当たる理由がわからず、そのためにネットの情報を調べて余計にストレスがたまる・・・という状態でした。

 

リセット=毎回振り出し=努力が蓄積しない

妊娠というのは、勉強やスポーツとは違って努力したから成功するというものではないんですね。

妊娠しやすい体を作るために、運動たり食事を気を付けたりして、そして授かったというケースもあると思います。けれど、そうしたからといって、必ず妊娠するというものではありません

反対に妊活や不妊治療を辞めて何もしなくなった(努力をやめた)ら妊娠した、というケースもあります


もうひとつ、妊活の苦しい点。例えば、資格の勉強をしていたとしますよね。もし今回不合格だったとしても、勉強したこと自体は無駄にはなりません。知識として蓄積されるので、さらに努力をすれば、合格する確率はどんどん上がるんです。
でも妊娠はそうじゃない。

文字通り、毎回毎回”リセット”されるんです。

 

常に0%の確率からスタートする。

この事実は当事者にとってはキツイんですよね。だんだんと目標に近づいていくならば頑張り続けることができるのですが、そうじゃない。毎回振り出し。
人間は報われると思うから頑張る事ができるわけで、報われないかもしれないなら、妊活は苦痛でしかないのです。


そんなわけで、わたしが陥った悪循環。

→生理が来る
 
→あぁ、また報われなかったとストレスがたまる

→上の子にも笑顔で接することができなくなる

→そんな自分が嫌になる

→さらにストレスがたまる

という状態。

 

◆妊活中はストレスをためてはいけない
◆妊活自体、とてもストレスがたまりやすいもの

7~8ヶ月目くらいに、この矛盾にぶち当たり、気持ち的にも行き詰っていました。

それでどこから解決していこうかと。

とにかく、ストレスの原因を断つことと、解消方法を決めたんですね。

以下にやったこと、やらなかったことを記します。効果があったのかなかったのかはわかりませんが、それでも気持ち的にはずいぶん楽になりました。



妊活中のストレスを減らすためにやったこととやらなかったこと

【NO】基礎体温の測定

基礎体温の測定はしていませんでした。本当はすべきかなと思いましたが、上の子もいるので朝起きてすぐ体温を計るというのがいうのが難しいのと、そこまでやっても授からなかったら今まで以上にストレスがかかってしまうのでは・・・という不安がありました。あと、わたしは月経周期が安定しており排卵痛がかなり痛くわかりやすいので、基礎体温まではいいかな~と思っていました。

【YES】最低限の体調の把握と記録

基礎体温の測定をしない代わりに下記を記録。

・生理前症状のあった日付と症状

・月経開始日と終了日

排卵痛のあった日付と症状

・毎日の体重

記録といってもアプリに入力するだけですが。

自分の体のリズムを知っておくための最低限の項目ですね。

 

【NO】食事制限や禁酒

お酒や食べ物の制限は途中からやめました。最初は体を冷やさないように、冷たい食べ物は控えて、コーヒーも我慢していましたが、だんだんと苦痛に。やっぱり好きなものをやめるのはキツイ。暴飲暴食はしませんがほどほどにしていました。

【NO】SNSのチェック

他の友人、知人の楽しそうな様子を見るのが、最も苦痛でした。仕事で活躍していたり、友人同士で旅行に行ったり、特に二人目の妊娠や出産の報告はとてもつらかった。SNSを退会すると色々とややこしいので、スマホのアプリから削除し、いつでも手軽に見れなくしました。これだけで、かなりストレスは減りました。

【YES】妊娠したらできないことをする

お酒を飲んだり、スポーツしたり、おいしいものを食べに行ったり、とにかく遊びました。休日は主人と、平日は友人に付き合ってもらいました。おすすめは日帰り温泉。普段はゆっくりお風呂に入るなんてできませんから。子どもは主人が男湯に入れてもらいました。心身ともに癒されます。もしお子さんがいないなら、高級リゾートなんていかがでしょう。お子さんができたら、まぁ当分いけないでしょうし。

 

【YES】嫉妬する自分を認める

これは、意外と勇気のいることでした。二人目を妊娠・出産したお母さん方を見ると、ものすごく妬ましい気持ちになります。おめでたいことなのに喜べない自分がいる。でもそれを認めたくないんですよね。だから、自分の気持ちに蓋をしてしまおうとするんです。でも、無理をするのはよくないと気づきました。何でもかんでも蓋していたら、腐敗するだけです。おなかの大きなお母さんと話す時には、素直に「うらやましいです、いいですね」と伝えました。すると心が軽くなります。自分の気持ちをごまかすこと、大したことではないように見えてじわじわと心を蝕んでいるようでした。なるべく自分の気持ちの蓋を解放して風通しを良くしてあげることです。

 

【YES】上の子と過ごす時間を大事にする

たまたま出会った一冊の絵本。

ちょっとだけ (こどものとも絵本)

ちょっとだけ (こどものとも絵本)

 

下の子が産まれたときの上の子の気持ちを描いた作品です。これは胸がキューっといたくなるんですね。まだ下の子はいないわけですが、もし生まれたら、今ここにいる子がどんな思いになるのか、と想像させてくれました。妊活中も早く欲しい欲しいと次の子どものことばかり考えがち。

そうではなくて、目の前の子どもと向き合う時間を大事にしなくてはいけないと思いました。毎日公園に行っては遊んで、お弁当を食べて、家に帰ってからは何度も何度も同じ本を読みました。今は上の子と二人だけでゆっくりと過ごすこともなくなりました。なので、何気ないこうした時間も、かけがえのないものだとしみじみ感じています。

 

 

<終わりに>

以上、わたしの体験談をまとめました。妊活に疲れた方や、これから二人目がほしいと考えている方々のご参考にしていただければ幸いです。

 

上記項目をし始めた(やめた)その数か月後、産婦人科を受診。先生に相談にのってもらったことで妊娠にいたりました。2015年に長男を出産しました。

この経緯はまた別の記事にしたいと思います。

 

 

<こちらもあわせてどうぞ>

歯の治療は妊娠前に!痛み止めが効かないので大変ですよ。

 

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