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【絵本紹介】累計470万部売上げた大ベストセラー『ぐりとぐら』

 

プレゼントにもオススメ♪みんな大好きベストセラー『ぐりとぐら』とは

1967年の発行から累計470万部以上を売り上げているベストセラー絵本。

 

 

 

小さいころに読み聞かせしてもらったというお母さんも多いはず。

実の姉妹である、なかがわりえこ先生とおおむら(やまわき)ゆりこ先生がそれぞれ文と絵を担当して出来上がった作品です。

素朴で温かみのある挿絵と物語が魅力で、自然とその世界観に引き込まれる不思議な絵本。

「飽食の時代とは程遠かったあの当時、子どもたちをとにかくびっくりさせたくて、あの物語を書いた」と作者のなかがわ先生は述べています。

大きなたまごと大きなカステラにはどんな子どもも目を丸くさせることでしょう。

 

1.『ぐりとぐら』あらすじ

物語の主人公はのねずみのぐりとぐら

大きなかごを持って森の奥へ出かけるところから物語が始まります。

合言葉は”ぼくらのなまえはぐりとぐら このよでいちばんすきなのは おりょうりすること たべること”。

森の中で突然巨大なたまごに遭遇し、いろんな知恵を出しながら森の中でカステラを焼き、最後には様々な動物と一緒においしく食べる、というストーリー。

フライパンのふたを開けた時、見るからにフワッフワで黄色く丸いカステラが登場します。

この瞬間は大人になった今でも大好き。

たまごとお砂糖とバターの甘い香りを想像してしまいます。

 

2.読み聞かせの反応 (2歳半~3歳)

公式HPには、読み聞かせは3歳かとあります。

フライングで2歳過ぎ読み聞かせたら案の定少し早かった。。

わたし自身が大好きな絵本なので早く読み聞かせをしたくてうずうずしていました。

けれども焦りすぎたのか、2歳前後では集中力が続かず。

さすがに早いよな~と思っていましたが、そのぐりとぐらの見た目はすっかり気に入ったようで、書店で見かけるたびに「あれぐりとぐら」という様になりました。

2歳半を過ぎたあたりからやや長めの本を読めるようになったので試してみると大当たり。

この半年でいったい何があったんだというくらい、吸収力も違います。

好きなフレーズを覚えて、その場面が来ると自分で読むようになりました。

4歳になっても大好きで、たまに読んであげています。

3.ぐりとぐらの正体。どっちが「ぐり」「ぐら」?

HP*1 や絵本の情報によると・・・
 
分類   のねずみ(アカネズミやヒメネズミなどの総称)
 
ちなみにヒメネズミ

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関係性  双子の兄弟
特技    野菜作り
好きなこと 「おりょうりすること たべること」
性別   (多分)オス 文中で「ぼくら~」と言っているので。
 
 
 
 
ちなみにナチュラリストだそうです。
 
 
読み聞かせしていると、「どっちがぐり?」とよく聞かれますよね。
結論から言うと、
 
が”ぐり”でが”ぐら”。
 
でもそんなこと言われても忘れちゃう~というお父さん、お母さんに朗報です。

どちらかわからなくなったら、表紙を見よ!

 ぐりとぐら [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集)
表紙の題字の色と、それぞれの服が対応しているので、覚えておいてください。
 
便利だね!

4.おすすめポイント 調理過程やみんなでおいしく食べる描写。あとリユース(笑)

私はよく食べ物が出てくる本を選びます。

意図しているわけではないのですが、身近なテーマですし自分も食べることが好きなので。

食べ物を扱う絵本は多くあり ますが、『ぐりとぐら』では調理の過程が自然に描かれているのが素敵だなと思います。

ただ食べる→おいしいね、ではなく、どうやって作っているんだろう、 どんな食材が使われているんだろうという事に興味を持ってくれれば、好奇心の刺激にもなりますし、食べ物を大事にしようという気持ちも自然に芽生えるかな と、ひそかに期待をしています。

そして、最後にはみんなにカステラをおすそ分けしておいしく食べる、というシーンがあります。

独り占めするのではなくみん なで食べることの楽しさが絵本いっぱいに広がっています。

ついでに、大きな殻も有効活用♪このシーンには文章がありません。

でも、ものすごく印象に残っています。

身近にあるものをうまく活かすこと、ある意味、エコや節約なんでしょうが、楽しく暮らすってことが大切だなと思いました。

さすがナチュラリスト

 

言葉でなくとも、絵を通じて多くの事を吸収できる作品だと思います。

 

 

 ぐりとぐらの作者による作品レビュー♪こちらもあわせてどうぞ

www.emanote.info

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あえてリンクは貼りませんが・・『ぐりとぐらコラ画像も大好きです(笑)

興味のある人は検索ください。